2016年08月19日
ヒマワリの恩返し
僕は10年ほど前から、講演活動を行っています。
企業や団体、公民館など依頼主はさまざまです。
研修目的だったり、高齢者のための生涯教育の一環だったりと、その目的もさまざまです。
でもテーマは、一貫して“群馬の温泉” について話させていただいています。
そして、講演の最後は必ず、お約束の唄を歌います。
『GO!GO!温泉パラダイス』
群馬の温泉を知ってもらおうと僕が作詞・作曲した “ご当地ソング” です。
歌詞には、群馬県内の27ヶ所の温泉地名が出てきます。
1つでも多くの温泉を覚えてほしいという願いを込めて作りました。
この唄はCDにもなっていて、踊りのDVDも出ていますが、一般には販売されていません。
「どうしても欲しい」 という方のみだけに、実費でお譲りしています。
今日、高崎市の新町公民館にCDを届けに行って来ました。
ヒマワリの花を見ていたら、思い出したのです。
※(昨日のブログ 「赤い札 青い札」 を参照)
5月に新町で講演をした際に、公民館の関係者から 「CDは出ていないのですか?」 と声をかけられたことを……。
そして、このヒマワリの種は、その時に公民館でいただいたものだったことも……。
そう気づいたら、居ても立ってもいられなくなり、南へ車を走らせました。
公民館の入口には、ヒマワリがつぼみを付けていました。
「このヒマワリは、新町のボランティア団体が東日本被災地の復興支援活動として配った種から育てたヒマワリなんですよ」
と館長さん。
「すると、うちのヒマワリも東北から来たヒマワリなんですね」
「ええ、三陸海岸の陸前高田市です」
太陽に向かって、大輪の花を咲かせるヒマワリ。
我が家の庭で、今日も元気に咲き誇っています。
被災地から届いた “命のリレー”。
いつか、ヒマワリの恩返しに、東北へ唄を歌いに行けたらと思います。
Posted by 小暮 淳 at 18:11│Comments(0)
│つれづれ