2017年07月07日
モナリザとQちゃん
なんと! 約30年ぶりにソニーが、レコードの自社生産を再開するそうです。
なんでも我々のようなレコードを聴いて育った世代だけでなく、若い世代にも人気が広がっているんですってね。
CDよりも、音がやわらかいとか、やさしいとか……。
僕なんて、CDが登場したときには、「便利だ~!」 って感動しましたけどね。
“原点回帰” でしょうか?
最近は若い人たちに、フィルム式のインスタントカメラも人気なんだとか。
“便利” が、つまらなくなってきたんでしょうかね。
確かに、音楽も写真も、昔はありがたみがありました。
手間ひまかけた分、大切に大切に扱っていた記憶がありますもの。
ところでレコードの話になると、必ず出てくるのが 「最初に買ったレコードって、なんだった?」 ですね。
これによって年齢や時代が判ってしまうのですが、ズバリ! 僕の場合は、ザ・タイガースの 『モナリザの微笑み』 でした。
小学校の5年生だったと記憶しています。
ま、僕には7歳年上のアニキがいますからね。
物心がついた頃には、我が家にレコードプレーヤーがありました。
加山雄三とか、ベンチャーズのレコードは、すでにあったわけです。
初めて、お年玉で買ったタイガースのレコード……
もちろん、今でも大切にとってありますよ。
でもね、古くは、ソノシートなんていうのがあったんですよ。
そう、レコードみたいに硬くなくて、下敷きみたいにペニャペニャなやつです。
子ども向けのレコードは、みんなソノシートでした。
で、最初に親に買ってもらったソノシートは何かというと、「オバケのQ太郎」 だったと記憶しています。
さすがに、ソノシートは残っていませんが、レコードはすべて残っています。
今でも聴けるのかって?
はい、実家には、僕とアニキのコレクションがあり、いつでもレコードを鑑賞することができます。
でもね、やっぱり、不便なんです。
針も飛びますしね。
ま、そこがレコードの良さなんでしょうけど……。
あなたが最初に買ったレコードは、なんですか?
Posted by 小暮 淳 at 16:13│Comments(0)
│つれづれ