2019年09月05日
あくざわ依存症
7月から通うこと、1ヶ月半!
今日、すべての手続きを終えました。
僕は、今年2月にオヤジが亡くなった事により生じた不動産登記の変更手続きのために法務局へ通っていました。
この手のことは専門家に頼めば簡単に済ませられるのでしょうが、何事も経験です。
自分でやることにしました。
が、やっぱり大変でした。
本人の戸籍や住民票、印鑑証明書はもちろんのこと、オヤジとオフクロとアニキのものまで揃えなくてはなりません。
とにかく、手間がかかります。
必要な書類が揃ってなかったり、記入もれがあったりと、そのたびに、次回の予約を入れて、出直さなくてはなりません。
そして、今日が5回目!
やっと、不動産登記変更を済ませることができました。
「やったーーーっ! お疲れさん」
頑張った自分をほめてあげたくなりました。
まずは生ビールを1杯! といきたいところですが、まだ昼間です。
しかも昼食時です。
ならば、ごほうびは決まっているじゃありませんか~!!!
そう、「あくざわの焼きそば」 です。
前橋地方法務局から 「あくざわ亭」 は、歩いて数分の距離。
この1ヶ月半の間、法務局へ出向いた日の昼飯は、焼きそばと決めていました。
あの、子どもの頃に食べた思い出の焼きそばです。
こうして40年以上経っても、変わらぬ味を食せる喜び!
至福のひとときが、頑張った自分へのごほうびです。
※(あくざわの焼きそばについての詳細は、当ブログの2019年4月28日 「やっぱ肉玉でしょ!」 を参照)
「いらっしゃいませ。いつもありがとうございます」
顔を覚えられてしまったようで、店主が声をかけてきました。
「大で」
「はい、大一丁!」
あくざわ亭のメニューは、ドリンク以外は焼きそば1種類のみです。
サイズが3つ、並と大と特。
僕はいつも、ちょうど良い食べ切りサイズの “大” を頼みます。
焼きそばの麺は、太麺です。
太くなけりゃ、あくざわの焼きそばではありません。
焼き加減は、かためです。
かたくなけりゃ、あくざわの焼きそばではありません。
そして具は、キャベツと豚肉と玉子です。
これは、かつての 「あくざわ」 での “肉玉(にくたま)” という一番人気のメニューです。
店主も昨年、復活オープンさせる際に、自分が昔好きだったこの “肉玉” 一本にメニューを絞り込んだとのことです。
たぶん、初めて食べる人の感想は、賛否に分かれることでしょう。
「かたくて、噛み切れない」 という人もいるかもしれません。
「味が濃くて食べきれない」 という人もいるかもしれません。
でも、これが、あくざわの焼きそばなのです。
店主は、万人の味覚に合わせて作っているのではありません。
記憶の中の伝説の味を再現しているのです。
だから、ハマる人はハマります。
そして、一度ハマったら抜け出せません。
そう、僕のように依存症に陥るのです。
さて、今日で法務局通いが終わってしまいました。
1週間もすると、また禁断症状が起こりそうです。
Posted by 小暮 淳 at 18:39│Comments(0)
│つれづれ