2019年12月26日
Good-by 2019
今年も余すところ、1週間を切りました。
みなさんにとって、どんな年でしたか?
毎年発表される 「今年の漢字」。
今年は、「令」 でした。
令和元年だから 「令」 というのも、あまりにも直球でヒネリがなくて、拍子抜けした人も多かったのではないでしょうか?
振り返れば、風害や水害など、相変わらず天災による被害が多かった日本列島でした。
「災」 の字が思い浮かびますが、実は昨年が 「災」 だったのですね。
2年連続、同じ漢字というのもいただけないという理由なのかもしれません。
さて、そろそろ僕も恒例の 「今年の漢字」 を発表しなくてはなりません。
昨年は「話」 でした。
一昨年が 「活」、その前の年が 「奔」、4年前が 「労」 でした。
疲れて、走り、動き回り、やっと語り始めた人生でした。
でも人生は、いつなんどき、どのように展開するのかは、誰も知るよしもありません。
それが運命や宿命ならば、避けて通ることはできません。
今年ほど、悩まずに 「今年の漢字」 を決めた年もありませんでした。
今年の漢字は、「別」 です。
2月に父親を、5月に母親を、そして9月に愛犬を見送りました。
大きな別れが、いっぺんに、やって来た年でした。
ただ救いは、これらの別れに対して、微塵も後悔がないということです。
若い頃に犯した “親不孝” は、10年にわたる “介護” という刑期により、呵責は取り除かれました。
また愛犬に対しても、最期まで添い遂げ、この手の中から旅立たせることができました。
オヤジ94歳、オフクロ91歳、マロ13才
見事な一生をまっとうしたと思います。
さて、6日後には新しい年を迎えます。
来年は、出合いの多い年でありますように!
Posted by 小暮 淳 at 11:21│Comments(0)
│つれづれ