2020年04月07日
マスクマンが行く
安倍さんのは分厚いガーゼ製、なんだか昭和チックでダサいなぁ……
さすが小池さん、使い捨てのようだけど、淡いピンク色でオシャレだなぁ……
テレビの前で、そんなことを思っているのは、たぶん僕だけではないはずです。
だって、かつて日本中が、いや、世界中が、これほどまでに同じファッションアイテムで統一されたことなんてありませんものね。
でも、オシャレはしたい!
他人とは違うモノを身に付けたい!
と、きっと戦時中だって、個性的なモンペをはいてた人はいたはずです。
で、世は “マスク” 一色なのであります。
我が家の使い捨ての紙マスクも、残りわずかとなりました。
テレビの中では、色とりどりのカラフルなマスクをしている人たちが街を往来する姿が映し出されます。
欲しい!
ああいうカッコイイ、医者がするような立体で流線型のヤツ!
だって、紙マスクのゴムひもは、耳が痛くなるんだもの……
と日々、グチを言って暮らしていたからでしょうか、世の中には殊勝な人がいるもので、
「これ、お1つ、差し上げます。洗えるタイプですよ」
と、布製マスクをくださいました。
おおおお、おーーーー!!!
あこがれのドクター仕様の伸び縮みするタイプではありませんか!
「これ、これ、欲しかったんです!」
「20回は洗えて、繰り返し使えます」
ところが、いざ、袋を開けて取り出してみると、笑ってしまいました。
クシュクシュっと丸まっていて、手のひらにのせると、まるで女性の下着のよう。
素材は水着の布に似ていて、伸縮自在です。
「小暮さん、ヘンなこと考えていませんか?」
「えっ? うん、いやいや、ありがとう。大切に使わせてもらうよ」
と、いうことで僕は今、外出するときは、この鼻からアゴまで、すっぽりと覆われる超カッケー、マスクをして、さっそうと歩いています (誰も振り返りませんけど)。
ところで安倍さん、国民に支給するマスクって、紙製の使い捨てタイプじゃないですよね?
たった2枚なんだからケチらずに、高級な素材で作った布製マスクにしてくださいよ。
2枚あれば、交互に洗えて、毎日使えますから!
これ、国民からのお願いです。
Posted by 小暮 淳 at 11:46│Comments(0)
│つれづれ