2020年08月07日
不機嫌な大人たち
やっぱり、そうなりましたか!
イヤ~な予感が、していたんですよ。
7月1日からスタートしたレジ袋の有料化です。
以前、「キレる中高年」 (2018年2月14日) というタイトルのブログを書き、反響をいただきました。
いわゆる 「カスハラ」(カスタマーハラスメント) といわれる悪質クレームの話です。
カスタマーとは、消費者・利用者・顧客のこと。
「オレは客だぞ!」
という、お金を支払う側と受け取る側という主従関係を悪用した “仮想支配” によるハラスメントが、世の中に横行していて、その加害者のほとんどが中高年の男性ということでした。
(なんで中高年の男性はキレやすいか?については、前述のブログを参照ください)
で、レジ袋の有料化であります。
案の定、不機嫌な大人たちの格好のクレーム対象にされてしまいました。
そして、その矛先は、コンビニです。
コンビニには、スーパーのようなサッカー台 (袋詰めコーナー) がありません。
しかも実施以前は、店員が袋詰めをしてくれていました。
ということは、あの狭いカウンターで、客が持参したエコバックに客自身が袋詰めすることになります。
もう、それだけでトラブルの多発は予測されます。
人呼んで、「レジハラ」 (レジハラスメント) の発生です。
因縁 (クレーム) のつけどころは、大きく分けて3つ。
① 有料化に怒る!
「昨日まではタダだったのに」 と、サービスの低下に我慢がならいようです。
② レジの遅さに怒る!
客自身が袋詰めをするため、前の客のモタモタが許せないようです。
➂ 聞き直す店員に怒る!
「袋はどういたしますか?」 の店員の問いに、小声だったり、あいまいな返事をしたため、聞き直されて、キレるようです。
では、どんな人が、レジハラを起こしやすいのでしょうか?
コンビニでは、年齢・性別の統計を取りました。
すると、やっぱり!
1番多かったのは50代、ついで40代、60代と、完全に中高年が占めています。
そして、性別は男性。
またしても “不機嫌な大人たち” は、「オジサン」 だったのです。
僕も、そのオジサンの代表です。
だから今の世の中、オジサンに厳しく、生きにくいことも分かります。
でも、マナーやルールは守りましょうよ!
戦前と戦後でモノの価値が変わったように、きっと、コロナ前とコロナ後でも変わります。
もう、“お客様は神様” ではないのです。
さあ、女性や若者に嫌われる前に、変わりましょう!
Posted by 小暮 淳 at 10:06│Comments(0)
│つれづれ