2021年01月24日
SOSが聞える
<昨年はコロナに振り回されて大変疲れた一年でした。>
<コロナには、すっかり翻弄されています。>
<知恵を貸してください。>
温泉協会や温泉旅館から届いた今年の年賀状には、悲痛なコメントが添えられていました。
まるで、「助けてください!」 と言わんばかりの心の叫び声が聞こえてきます。
県が行った愛郷キャンペーンや政府が行ったGoToキャンペーンにより、一時は持ち直したかに思われた温泉地ですが、度重なる緊急事態宣言の発令により、またもや窮地に立たされています。
まさか、こんなにも長引くとは……
きっと、これが、誰もが抱いている本音だと思います。
もし、昨年の夏あたりに終息してくれていたら、もう少し事態は変わっていたことでしょう。
現在、僕は、群馬県内の1町の 「観光大使」 と4温泉地の 「温泉大使」 を委嘱されています。
例年ならば、祭りやイベントに参加して、広報活動を行っていたのですが、昨年は、すべて中止となりました。
また、僕自身が “不要不急” の職業とみなされているため、以前に比べると活動範囲も極端に限定されています。
正直に言えば、手も足も出ない状態です。
でも、なんとかしたい!
名ばかりの “大使” ではなく、こんな時だからこそ、日頃お世話になっている温泉地に対して、何か恩返しがしたいのです。
僕ができることといえば……
① ライターとして、文章を書くこと。
② 講演やセミナーで、温泉の魅力を伝えること。
ぐらいです。
①は、ライフワークとして細々ですが、マスコミに対して行っています。
が、②は、どうしても新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、延期もしくは中止に追い込まれているのが現状です。
温泉地、および温泉関係者のみなさん、力不足で申し訳ありません!
せっかく 「大使」 の肩書をいただいているのに、ご期待に応えられず、不甲斐ない思いで、いっぱいです。
あと少し、あと少しだけ、待ってください。
きっと、良い方向に事が運ぶはずです。
だって、昔から言うじゃありませんか!
「親の小言と温泉は、後から効いてくる」 って。
春になれば、“温泉の免疫” が切れた全国の温泉ファンが、ドッとやって来ますよ。
それまでの辛抱です。
温泉地のみなさん、頑張ってください。
その時まで、僕も一緒に耐え忍びます。
Posted by 小暮 淳 at 12:09│Comments(0)
│大使通信