2021年03月07日
1985.8.12 の真実
例えば、鎌倉幕府の成立。
僕らは歴史の授業で、「イイクニ (1192) 作ろう鎌倉幕府」 と教わりました。
でも今は違います。
「イイハコ (1185) 作ろう」 だそうです。
近年の研究によって、訂正されています。
例えば、足利事件。
平成3(1991)年、栃木県足利市で女児が行方不明になり、翌朝、遺体で発見された事件です。
容疑者として逮捕された男性は、裁判で無期懲役が確定し、服役していましたが、その後、遺留物のDNAの再鑑定の結果、一致しないことから無罪となりました。
このように何年、何十年、何百年と時が経ってから真実が判明することがあります。
昭和60(1985)年8月12日、群馬県上野村の山中で発生した航空旅客機史上最悪の死者を出した 「日本航空ジャンボ機123便墜落事故」 は、36年経った今でも、私たちの中に生々しく重い影を落としています。
当時、事故原因は “圧力隔壁の損壊” と発表されました。
この事故原因については、当時から疑惑報道がされていましたが、真実は36年間、闇の中でした。
でも、ここに来て、ついに動きがありました!
遺族の一部が事故の全容解明を求め、任意団体 「日航123便墜落の真相を明らかにする会」 を立ち上げ、日本航空に対し、墜落機のボイスレコーダー (音声記録装置) とフライトレコーダー (飛行記録装置) の生データの開示を求め、東京地裁に提訴する方針を固めたとの報道がありました。
遺族で原告人の1人は 「日航は遺族にデータを知らせる必要がある。本当の墜落原因を知りたい」 とコメントしています。
果たして、真実は明かされるのでしょうか?
叶うなら、歴史が変わる瞬間を見届けたいものであります。
Posted by 小暮 淳 at 11:34│Comments(0)
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