2022年07月06日
フキハラに御用心!
“元気がなくてもカラ元気”
これは僕の 「座右の銘」 です。
このブログでも、たびたび登場する 「焼きまんじゅうろう」 の生みの親で、絵本作家の野村たかあき先生から30年前にいただいた言葉であります。
「いくら自分が不機嫌だからって、相手まで不快な思いをさせちゃいけねえよ」
との教えをいただきました。
以来、この言葉に忠実に生きることを心がけるようになりました。
時はめぐり、コロナ禍の今。
まさに、この言葉の大切さが心に染みます。
「フキハラ」 っていう言葉、知っていますか?
「不機嫌ハラスメント」 の略語だそうです。
パワハラやセクハラは定着していますが、「フキハラ」 とは初耳です。
どうも 「モラハラ」(モラルハラスメント) の類いらしいですね。
不機嫌な態度で相手を威圧し、言葉で具体的に示さずに、相手の気遣いを暗に要求したり、自分の優位性を示そうとしたりする行為とのことです。
確かに、いますね。そういう人。
職場でも家庭にも……
職場なら無視もできますが、でも家庭だと、そうもいきません。
今、急増しているのが 「フキハラ夫」 らしいです。
コロナ禍の影響で、ステイホームやリモートワークで家族が自宅でともに過ごす機会が増えました。
家庭内には、イライラが充満しています。
これがフキハラ夫が増えている要因らしいです。
この家庭内というのが、難しいんですね。
家の外では “カラ元気” に振る舞えても、なかなか家庭内では “カラ元気” になれません。
とかく男は、内弁慶になりがちですから。
でもね、不機嫌は感染(うつ)るんです!
そして、不機嫌は人のためならず!
必ず、自分へ返って来ます。
コロナ禍に加え、猛暑、物価高とイライラの要素が多い今夏ですが、どうか、みなさん、機嫌を取り戻して、乗り切ろうじゃありませんか!
「イラッ」 としたら、思い出してください。
この言葉を!
“元気がなくてもカラ元気”
ご自愛くださいませ。
Posted by 小暮 淳 at 11:46│Comments(0)
│つれづれ