2022年11月02日
アマノジャクと群衆嫌悪症
韓国・ソウルで、ハロウィーンの夜に発生した雑踏事故。
死者は増え、156人となりました。
日本も、ひとごとではありません。
思い出されるのは、平成13(2001)年に兵庫県明石市で起きた雑踏事故。
花火大会の会場と駅を結ぶ歩道橋で観客が折り重なって倒れ、11人が命を落としました。
死者のケタが違うって?
いえいえ、実は日本でも過去に、100人を超える雑踏事故が起きているんです。
昭和31(1956)年元日、新潟県・弥彦神社で福餅をまく行事に初詣客が殺到して124人が死亡しています。
やはり、ひとごとではありません。
いつなんどき、同じような事故が起きるかもしれないのです。
と言っておきながら僕は、この手の事故には遭遇しない絶対の自信があります。
だって、群衆嫌悪症なんですから!
ひと言でいえば、人ゴミが大嫌いなのです。
理由は、人が集まる所→同じ思考の集団→仲間に入りたくない、という、ひねくれた考えの持ち主だからです。
だからサラリーマンにもなれなかったし、旅行も平日にしか行けません。
根っからのアマノジャクなんです。
思えば僕の個人プレイは、子どもの頃から顕著でした。
スポーツもチームプレイは苦手。
友だちと同じ物を持ちたくない。
当然ですが、運動会や遠足などの集団行動も嫌いでした。
長じて、夢を追いかけて大都会・東京へ出てはみたものの、満員電車や歩行者天国の雑踏に馴染めませんでした。
「なぜ、みんな、他人と同じことができるのだろうか?」
「なぜ、自分は、他人と同じことができないのだろうか?」
若い頃は、そう悩み続けていました。
そして出した結論は?
ダメなものはダメ!
キライなものはキライ!
関わり合わなければ、いいんだ!
ということで、僕が雑踏事故に遭遇する確率は、限りなくゼロパーセントに近いと思います。
もし将来、僕が雑踏の中で息絶えていたら、笑ってやってください。
Posted by 小暮 淳 at 11:20│Comments(0)
│つれづれ