2023年12月28日
祝! NYWSC金賞
「赤城山」
なんて読むでしょうか?
山名は 「あかぎやま」、酒名は 「あかぎさん」 です。
ということで、今日は 「ぐんまの地酒大使」 からの嬉しいお知らせです。
近藤酒造 (みどり市) の 「遠心分離搾り純米大吟醸 黒檜(くろび) 赤城山」 が、アメリカで開催された酒類品評会 「ニューヨーク・ワールド・ワイン&スピリッツ・コンペティション (NYWSC)」 で栄えある金賞に輝きました。
おめでとうございます!
あまり日本酒では聞きなれない言葉ですが、“遠心分離搾り” って知ってましたか?
実は僕、2年前に取材で近藤酒造を訪ねたときに、この遠心分離機なる機械を見せてもらいました。
まあ、見た目は、身の丈ほどの銀色に輝く、ふつうの円筒状のタンクなんですけどね。
これが、かなりの優れものなんです。
しかも県内初の画期的な技術でした。
本来は圧力をかけて、布でろ過する工程を、1分間に約3,000回転という遠心力で酒と粕に分離してしまうのです。
搾りに無理な圧力がかからないため、雑味のない高品質の酒が造れるとのことでした。
もちろん僕は、この 「遠心分離搾り」 の純米大吟醸をいただいてきました。
鼻腔をくすぐる芳醇な香り、口に含んだ時のまろやかな旨み。
それでいてキレがあり、品と華がある洗練された味わいがありました。
あのとき呑んだ酒が、海を渡り、遠い異国の地でも評価されたのですね。
まさに群馬の誇りであります。
まだの人は、ぜひ一度 「遠心分離搾り」 を味わってみてください。
Posted by 小暮 淳 at 09:21│Comments(3)
│大使通信
この記事へのコメント
赤城山 遠心分離搾り 純米大吟醸 黒檜 720ml 定価 14,300円(税込)ですか。ちょっと手が出ないですね。
Posted by ごんちゃん at 2023年12月28日 21:04
ごんちゃんへ
えっ、そんなにするんですか~!?
(本当でした)
でも 「黒檜」 でなければ、そんなには高くないので、特別な日にでも呑んでみてください。
えっ、そんなにするんですか~!?
(本当でした)
でも 「黒檜」 でなければ、そんなには高くないので、特別な日にでも呑んでみてください。
Posted by 小暮 淳 at 2023年12月29日 10:09
了解です。
Posted by ごんちゃん at 2023年12月30日 20:18