2023年12月30日
友が師を語るとき
イラストレーターの飯塚裕子さん (前橋市在住) とは、長い付き合いになります。
27~8年前、学生向けの雑誌に劇画を掲載する仕事で出会いました。
その時、脚本を書いたのが僕で、飯塚さんは作画を担当しました。
彼女の明るい性格は、仕事の仲間内でも人気者。
一緒にバンドを組んだり、旅行へ行ったり、公私ともに親しくしていただいている友人です。
ちなみに僕の著書 『ぐんまの里山てくてく歩き』(上毛新聞社) の表紙画は、彼女の作品です。
そんな彼女が、このたび前橋市の情報サイト 「me bu ku」(めぶく) の最新版に大きく掲載されました。
こんなタイトルが付いています。
“チャーミングな七福神や縁起物 飯塚裕子さん 粘土細工で福を呼ぶ”
彼女は今、イラストレーターのジャンルを広げ、クレイアート (粘土細工) 作家としても活躍しています。
記事では、その原点となったエピソードが語られています。
今年7月に亡くなられた木彫家で絵本作家の野村たかあきさんとの出会いです。
彼女もまた僕同様に、野村さんとの出会い無くしては、今の人生を歩んでいなかったアーティストの一人です。
飯塚さんが色紙を持った写真が掲載されています。
生前に野村さんからいただいた色紙です。
こんな言葉が書かれています。
『夢にむかっている事は うれしい事です』
野村さん、見てますか?
あなたの弟子たちは、あなたの言葉を胸に、みんな夢に向かって歩いていまよ!
裕子ちゃん、来年もいっぱい笑って、いっぱい仕事をしようね。
師匠に恥ずかしくないように……
●情報サイト 前橋新聞 「me bu ku」
https://mebuku.city/news/watch/post-27525
Posted by 小暮 淳 at 11:08│Comments(0)
│つれづれ