2024年02月07日
100キロの壁
「人生には3つの “坂” があります」
とは、結婚披露宴での定番スピーチです。
“上り坂” と “下り坂”
それと “まさか” という坂があるということです。
確かに、人生には稀に “まさか” という坂が現れます。
先月、能登半島を襲った大地震なども “まさか” の出来事でした。
“まさか” とは、一般には事故や災害などの予測不可能な出来事のことをいいます。
なのに……
最近、体重が100キロを超えた友人がいます。
彼いわく、
「まさか、100キロを超えるとは思わなかった」
えっ、それって、“まさか” の使い方を間違ってない?
予測不可能な出来事じゃないじゃん?
以前から肥満体系の彼に、「予測できなかったの?」 と訊ねると、
「だって、人間って、100キロを超えないと思っていたから」
との返事。
なんだ、それ?
何の根拠から、そんな自分勝手な論理を組み立てたのでしょうか?
彼の言い分は、こうです。
お相撲さんなどの特殊な職業の人は別として、日々、普通に暮らしている人は、人間の肉体構造学上、100キロは超えないと思っていたらしいのです。
たとえ、怠惰な生活を続けたとしても……
ところが、このたび、めでたくも、ついに人生初の100キロの大台に乗ってしまいました。
“まさか” の使い方は、人によって程度の差があるようです。
予期せぬことは、誰の人生にでも起こり得ることです。
ちなみに、最近僕に起こった “まさか” は、やっぱり昨年のフジテレビ 『ホンマでっか!TV』 の出演ですかね。
突然、番組のディレクターから電話で依頼が来たときは、“まさか” と思いました。
ま、いい事なので、こんな “まさか” なら、いつでも歓迎であります。
さて、100キロを超えた友人ですが、現在、猛ダイエット中であります。
すでに、100キロは割ったとの連絡がありました。
めでたし、めでたし。
でも、油断は大敵ですぞ!
いつなんどき、“まさか” が襲って来るかもしれません。
ご自愛、くだされ。
Posted by 小暮 淳 at 11:02│Comments(2)
│つれづれ
この記事へのコメント
先日の野外ライブで、
まさかみわっちさんに会えるとは!の
「まさか」の使い方はいいでしょうか。
まさかみわっちさんに会えるとは!の
「まさか」の使い方はいいでしょうか。
Posted by まいちゃ at 2024年02月07日 16:07
まいちゃさんへ
2人の出会いが、“予測不可能な出来事” であったかどうか?
ですね。
僕が出演するライブですから、読者であるみわっちさんが会場にいることは予測できたことかもしれません。
これが、僕と無関係な場所で2人が出会い、素性を明かしたら偶然にも僕の読者同士でした。
ということになれば、「まさか」 だと思います。
2人の出会いが、“予測不可能な出来事” であったかどうか?
ですね。
僕が出演するライブですから、読者であるみわっちさんが会場にいることは予測できたことかもしれません。
これが、僕と無関係な場所で2人が出会い、素性を明かしたら偶然にも僕の読者同士でした。
ということになれば、「まさか」 だと思います。
Posted by 小暮 淳
at 2024年02月07日 23:38
