2024年03月13日
「膕」 の相棒
たびたび、このブログでも紹介してきた 「膕」。
読者のみなさんは、もう読めますよね。
「月」 に 「國」 と書いて、「ひかがみ」 と読みます。
膝(ひざ)の裏のくぼんだ箇所の呼称です。
僕は、この部位が好きで、“ひかがみフェチ” であることを告白し続けています。
興味がある方は、下記のブログを検索してみてください。
●「膕」 の誘惑 2023年11月10日
●「膕」 の逆襲 2023年11月20日
●「膕」 の呪縛 2024年1月9日
昨年11月の掲載以降、読者から大変反響がありました。
「知らなかった」 「そんな呼び名があったんだ」 「漢字が難しい」 という声にまざって、こんな意見が寄せられました。
「では、肘(ひじ)の裏側は、なんて言うんですか?」
ですね!
僕も、うっかりしていました。
興味がないものだから、考えたこともありませんでした。
だって、肘の裏側なんて見ても、なんも感じないもの(笑)。
さて、なんと呼ぶのでしょうか?
さっそく、調べてみました。
「肘窩(ちゅうか)」 です!
えっ、なんだよそれ!って思いませんか?
肘窩の窩は、「あな、くぼみ」 という意味です。
そのままではないですか!
ちょっと納得がいきません。
だったら 「膕」 だって、別名 「膝窩(しっか)」 という呼び名がありますもの。
ちなみに、脇の下は 「腋窩(えきか)」 といいます。
それに比べて 「膕」 は、いいですね。
文学的で美しい!
肘の裏側は、 「膕」 の相棒です。
「肘窩」 なんていう医学的専門用語ではなく、「膕」 のように漢字一字で表現してもらいたいものです。
もし 「肘窩」 の文学的呼称を知っている人がいたら、教えてください。
Posted by 小暮 淳 at 12:20│Comments(0)
│つれづれ