2024年06月17日
尾瀬戸倉温泉 「ペンション ゆきみち」
~いい湯 いい宿 いい仲間~
つくづく、幸せな人生だと思います。
普通の勤め人をしていたら、こんな出会いはなかったことでしょう。
出会いは、2年前の5月でした。
県内外から温泉好きが、群馬の温泉地に集まりました。
そのとき、講演会が開催され、僕が講師として招待されました。
中にはSNSでつながっている人たちもいましたが、それでも、ほとんどの人が初対面同士です。
講演会の後、懇親会が開かれ、夜遅くまで温泉談議に花が咲きました。
その時、6人の男女が意気投合したといいます。
居住地は、東京・埼玉・群馬と、それぞれです。
また年齢も40~60代と幅があります。
それでも6人は、馬が合ったようで後日、「温泉M会」 が結成されました。。
(Mは、代表者2名の名字と名前を合わせた造語だそうです)
その後、温泉M会は年に2回、群馬県内の温泉地に集まり、交遊会を開催しています。
第1回は四万温泉(中之条町)、第2回は草津温泉(草津町)、第3回は老神温泉(沼田市)でした。
会場となる宿は、どこも知る人ぞ知るマニアックでコアな宿ばかり。
(さすがです! みなさん、湯のいい宿を知っていらっしゃる)
毎回、声をかけていただき、僕も参加させていただいています。
そして先週、その第4回が開催されました。
場所は、尾瀬戸倉温泉(片品村) 「ペンション ゆきみち」 です。
シブイ!
そして、ニクイ選択です。
いい宿を知ってらっしゃる!
聞けば、温泉M会の開催宿の条件は以下の3つ。
①湯がいいこと。
②料理が美味しいこと。
③料金が安いこと(1万円以下)。
「ペンション ゆきみち」 は、僕にとっては、とっても懐かしい宿なんです。
以前、『尾瀬の里湯』(上毛新聞社) という本の出版で、取材に訪れています。
かれこれ7年前のことです。
“秘伝の山ブドウ酒とジビエ料理の宿”
著書に書いた宿のタイトルです。
今回も、そのコピーに偽りはありませんでした。
濃厚でコク深い山ブドウの食前酒から始まり、鹿肉の石焼きを存分に味わいました。
女将さんも変わらずチャーミングで、僕のことを覚えていてくださいました。
もちろん、湯は折り紙付きです。
源泉は、ほのかに硫黄の香り漂うアルカリ性の単純硫黄温泉。
ツルスベの湯が、肌にまとわりつきます。
代表のM君は、僕とちょうど干支が2回りも下の好青年です。
親子ほどの年の差があるのにね。
僕をジジイ扱いすることもなく、他のメンバーもフレンドリーに接してくださいます。
温泉M会のみなさん、毎回、とっても楽しい “湯会” に誘ってくださって、ありがとうございます。
次回は、どこですか?
楽しみにしています。
Posted by 小暮 淳 at 11:44│Comments(0)
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