2025年02月07日
国民年金じゃダメですか?
これもカスハラというのでしょうか?
店員に説教をしているジイサンがいました。
某丼チェーンでのこと。
昼飯を済ませ、レジへ行くと、高齢男性が若い男性店員に、とつとつと話しかけていました。
「アルバイト?」
「はい」
「なんで就職しないの?」
「・・・」
「親は心配していると思うな」
「・・・」
「何か、やりたいことがあるの?」
「ええ」
「夢を追うのもいいけどさ、あとで後悔するよ」
「・・・」
「国民年金じゃ、生活できないんだから」
「・・・」
「今から、ちゃんと老後のことを考えたほうがいいって」
会話を聞いていた僕は、自分のことを言われているのかと思い、ドキッとしてしまいました。
このジイサンも国民年金生活者なのだろうか?
自分の実体験から、若者に対して助言をしているのでしょうか?
「いいね、ちゃんと将来のことを考えるんだよ。ハイ、ごちそうさま」
最後は、そう言って、店を出て行きました。
店員の顔には、しっかりと 「大きなお世話」 と書かれていました。
それにしても、おせっかいな説教ジジイであります。
未来ある若者に対して、夢も希望もない言葉のオンパレード。
若き日の僕ならば、「うるせい! ジジイ! おめえのようなジジイが、この国をダメにしたんだよ!」 と言い返していたかもしれませんね。
国民年金のどこが悪いのでしょうか?
お金を持っていないことの、どこがいけないのでしょうか?
悠々自適な老後を送ることが、人生の最終目的なのでしょうか?
僕には分かりません。
きっと、あのジイサンは、自分の人生が嫌いなんでしょうね。
自分の人生を愛せない人は、他人の人生を否定することしかできないのですね。
“人のふり見て我がふり直せ”
ああいうジイサンにだけは、なりたくないものです。
Posted by 小暮 淳 at 11:00│Comments(2)
│つれづれ
この記事へのコメント
彼に、どんな事情があるのか分からない他人が、あれこれ言うのはどうかな。今、働いて自分の為に動いてくれている、それだけを感謝していればいいんじゃないかな、と、思いました
Posted by けんけん at 2025年02月23日 06:20
けんけんさんへ
ですね。
自分を愛せない人は、他人を愛せないといいます。
きっと孤独な方なのでしょうね。
ですね。
自分を愛せない人は、他人を愛せないといいます。
きっと孤独な方なのでしょうね。
Posted by 小暮 淳
at 2025年02月23日 12:11
