2010年03月04日
四万温泉 共同浴場
湯量が豊富な温泉地には、外湯と呼ばれる共同浴場があります。そもそもは地元の人たちの入浴兼社交の場ですが、一般の人が利用できる浴場もあります。
四万温泉には6つの外湯があります(本当はもっとありますが、鍵がかかっていて地元民しか使用できません)。
「清流の湯」(温泉街の入口、温泉口地区にある)と「こしきの湯」(最奥、奥四万湖畔にある)は有料ですが、あとの4つは無料で利用できます。
一番奥の日向見地区にある「御夢想(ごむそう)の湯」は、四万温泉発祥伝説の湯。重要文化財「日向見薬師堂」の前にあります。何年か前に新しくなってしまいましたが、前のひなびた風情がなつかしいですね。
温泉街の中心、新湯地区の四万川と新湯川が合流する河川敷に湧く「河原の湯」。山口地区には「上の湯」と「山口露天風呂」があります。入浴料金は無料ですが、地元の人たちが大切に守っている古くからの浴場です。“善意の箱”が備えてあるので、「いい湯だった」と思ったら、ぜひ心遣いをお願いします。
昨日は時間があったので、積善館から歩いて「河原の湯」へ寄ってきました。
先客もなし、後客もなし。完全なる源泉ひとりじめでした。
四万の湯は、どの源泉も60~70度と高温です。だから旅館などでは、適温に冷ましてから浴槽へ流し入れていますが、外湯は無人です。温度管理をしていないので、大変熱くなっている場合があります。要注意を! せっかくの泉質を薄めてしまうのは忍びないのですが、仕方ありません。そんな時は、水を足しながら入ります。出るときは、必ず水を止めてくださいね。
四万温泉には40以上の源泉が湧いています。泉質は同じでも、微妙に含有成分は異なります。一般に四万温泉の湯は、無色透明と言われていますが、そんなことはありません。「河原の湯」は鉄分が多いようで、茶褐色の微濁があります。また、ほのかな金気臭もありました。
ぜひ温泉地へ行ったら、源泉の異なる湯を探してみてください。温泉の楽しみが、倍加することでしょう。
四万温泉には6つの外湯があります(本当はもっとありますが、鍵がかかっていて地元民しか使用できません)。
「清流の湯」(温泉街の入口、温泉口地区にある)と「こしきの湯」(最奥、奥四万湖畔にある)は有料ですが、あとの4つは無料で利用できます。
一番奥の日向見地区にある「御夢想(ごむそう)の湯」は、四万温泉発祥伝説の湯。重要文化財「日向見薬師堂」の前にあります。何年か前に新しくなってしまいましたが、前のひなびた風情がなつかしいですね。
温泉街の中心、新湯地区の四万川と新湯川が合流する河川敷に湧く「河原の湯」。山口地区には「上の湯」と「山口露天風呂」があります。入浴料金は無料ですが、地元の人たちが大切に守っている古くからの浴場です。“善意の箱”が備えてあるので、「いい湯だった」と思ったら、ぜひ心遣いをお願いします。
昨日は時間があったので、積善館から歩いて「河原の湯」へ寄ってきました。
先客もなし、後客もなし。完全なる源泉ひとりじめでした。
四万の湯は、どの源泉も60~70度と高温です。だから旅館などでは、適温に冷ましてから浴槽へ流し入れていますが、外湯は無人です。温度管理をしていないので、大変熱くなっている場合があります。要注意を! せっかくの泉質を薄めてしまうのは忍びないのですが、仕方ありません。そんな時は、水を足しながら入ります。出るときは、必ず水を止めてくださいね。
四万温泉には40以上の源泉が湧いています。泉質は同じでも、微妙に含有成分は異なります。一般に四万温泉の湯は、無色透明と言われていますが、そんなことはありません。「河原の湯」は鉄分が多いようで、茶褐色の微濁があります。また、ほのかな金気臭もありました。
ぜひ温泉地へ行ったら、源泉の異なる湯を探してみてください。温泉の楽しみが、倍加することでしょう。
Posted by 小暮 淳 at 12:02│Comments(2)
│温泉地・旅館
この記事へのコメント
こんな寒い日は 温泉で身体の芯まで温まりたいですね。
四万温泉も久しく行って無いです。
週末にでも行ってきます。
四万温泉も久しく行って無いです。
週末にでも行ってきます。
Posted by 翔(雪の似合う・・・) at 2010年03月04日 20:59
行け行け、翔!
四万温泉は、四万の病を治すという。
ヤス、いや、もとい翔さんの心の病も
治してくれるかもしれませんよ。
いつも、ありがと。
四万温泉は、四万の病を治すという。
ヤス、いや、もとい翔さんの心の病も
治してくれるかもしれませんよ。
いつも、ありがと。
Posted by 小暮 at 2010年03月05日 01:36