2010年03月14日
大胡温泉 三山の湯「旅館 三山センター」
携帯電話の不在着信履歴に、登録外の電話番号がありました。こんな場合、「用があるなら、またかけてくるだろう」と放っておくのが常なのですが、なぜか無意識に発信ボタンを押してしまいました。すると「大胡温泉、三山センターです」の聞き覚えのある声が……。「あっ、女将さん! どうしたんですか?」
「小暮さんのおかげで、うち、繁盛してるのよ。ありがとうございます」と、うれしそうに何度も「繁盛」という言葉を女将はくり返しました。うれしいですね。ライター冥利につきます。
読者の方からお便りやメールをいただくのもうれしいのですが、取材先の方に喜んでいただくと、改めて「この仕事をしていて良かった」と素直に思います。
「本が売れちゃってないのよ。また仕入れたいんだけど、電話番号が分らなくなっちゃって、それで小暮さんにかけたのよ」と、相変わらずおおらかで、元気いっぱいの女将です。
昨秋出版した著書の『ぐんまの源泉一軒宿』は、掲載されている旅館でも販売していただいているのです。もちろん、すぐに僕から出版元へ、追加注文を連絡しておきました。
大胡温泉と僕の出会いは、何年か前に、ふらりと湯に寄り、帰りに庭そうじをしていた女将の中上ハツ枝さんに声をかけたのが始まりでした。そのとき、長い長い温泉誕生秘話を聞かされたのです(どんな誕生秘話かは、僕の著書に書いてあります)。
それからというもの、近くまで行くと女将の人柄にひかれて「女将さん、元気?」と顔を出すようになりました。
宿の前に池があり、宿と池を囲むようにぐるりと桜の木が植わっています。
満開の花見湯を楽しめるのも、もうすぐです。
「小暮さんのおかげで、うち、繁盛してるのよ。ありがとうございます」と、うれしそうに何度も「繁盛」という言葉を女将はくり返しました。うれしいですね。ライター冥利につきます。
読者の方からお便りやメールをいただくのもうれしいのですが、取材先の方に喜んでいただくと、改めて「この仕事をしていて良かった」と素直に思います。
「本が売れちゃってないのよ。また仕入れたいんだけど、電話番号が分らなくなっちゃって、それで小暮さんにかけたのよ」と、相変わらずおおらかで、元気いっぱいの女将です。
昨秋出版した著書の『ぐんまの源泉一軒宿』は、掲載されている旅館でも販売していただいているのです。もちろん、すぐに僕から出版元へ、追加注文を連絡しておきました。
大胡温泉と僕の出会いは、何年か前に、ふらりと湯に寄り、帰りに庭そうじをしていた女将の中上ハツ枝さんに声をかけたのが始まりでした。そのとき、長い長い温泉誕生秘話を聞かされたのです(どんな誕生秘話かは、僕の著書に書いてあります)。
それからというもの、近くまで行くと女将の人柄にひかれて「女将さん、元気?」と顔を出すようになりました。
宿の前に池があり、宿と池を囲むようにぐるりと桜の木が植わっています。
満開の花見湯を楽しめるのも、もうすぐです。
Posted by 小暮 淳 at 15:45│Comments(4)
│温泉地・旅館
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自分のブログ見たら、更新しな過ぎで広告が上に表示されていたので、あわてて記事をかきます。ネタはたくさんあるんです大胡温泉 三山センター前橋市ですが、赤城山に近い田...
大胡温泉 三山センター(三山の湯)【渋川伊香保日帰リ温泉部】at 2010年04月16日 13:51
この記事へのコメント
今日、三山センターに行きました。数年前までは、あの道は通勤路でして、行ってみたいと思い、退職後やっと実現しました。あの小暮様が行っているのならば、行かねばと思いフラリと行きました。女将さんに「初めてじゃないよね」と言われ「いえ、初めてです」もしや、三山センターに行きたいという私の心が先発して来ていたのかもしれませんね~。女湯は独り占めでした。温泉は最高でした。余分な施設もないシンプルな湯屋は、久々でして昭和ノスタルジアを一人体感して帰りました。今度は、桜の咲くころ行きたいと思います。また、こういった隠れた湯屋を発掘してください。楽しみにしております。
Posted by 桜田 at 2011年03月04日 23:45
桜田さんへ
いつもありがとうございます。
昨日行ったんですか? では僕と入れ違いでしたね。
お会いしたかった!
ぜひ、桜の季節に行ってみてください。
宿と池をぐるりと囲む桜の花が、圧巻ですよ。
“花見湯”とシャレてみてください。
いつもありがとうございます。
昨日行ったんですか? では僕と入れ違いでしたね。
お会いしたかった!
ぜひ、桜の季節に行ってみてください。
宿と池をぐるりと囲む桜の花が、圧巻ですよ。
“花見湯”とシャレてみてください。
Posted by 小暮 淳
at 2011年03月05日 15:10

ご返信ありがとうございます。小暮様、私見で恐縮ですが、外国人から見た日本の魅力の1位は温泉であるということを知りました。群馬は温泉で地域活性化できる潜在能力の高い地域であると。それにご貢献されている小暮さま。ぜひ、小暮様のご著書を英訳し世界に群馬の温泉力をアピールすることが活性化につながると考えており、希望しております。あと、宿に対して希望するのは、菜食主義者の方が安心して食べれるような、マクロビなどを積極的に取り入れた、メニューを要望して出すのではなく、常に提供できるような環境にしたら、外国人の方や日本のマクロビ実践者には、ありがたいのではないかと思ったのです。生意気申し上げてすみません。群馬の温泉は最高ですから、それに益々付加価値をつけたら、素晴らしいではないですか。なんて、独り言と思ってくださいませ。
Posted by 桜田 at 2011年03月06日 23:37
桜田さんへ
英訳ですか…
実は、そんな話が出てないこともないんですよ。
ただ残念ながら、具現化までにはたどり着いていません。
「群馬といえば温泉」そして日本で「温泉といえば群馬」
「群馬から世界へ」「世界から群馬へ」
そう講演やセミナーでは、声高に訴え続けています。
桜田さんも、ぜひ、お力を貸してください。
おっしゃる通り、“群馬は温泉で地域活性化できる潜在能力の高い地域”ですから!
英訳ですか…
実は、そんな話が出てないこともないんですよ。
ただ残念ながら、具現化までにはたどり着いていません。
「群馬といえば温泉」そして日本で「温泉といえば群馬」
「群馬から世界へ」「世界から群馬へ」
そう講演やセミナーでは、声高に訴え続けています。
桜田さんも、ぜひ、お力を貸してください。
おっしゃる通り、“群馬は温泉で地域活性化できる潜在能力の高い地域”ですから!
Posted by 小暮 at 2011年03月07日 16:18