2010年04月01日
鹿沢温泉 「紅葉館」
先ほど、紅葉館の若旦那、小林信貴さんと電話でお話をしました。
今度、NHKセミナーの講座で、鹿沢温泉を訪ねるので、その依頼と打ち合わせのためでした。
あいにく主人の小林康章さんは、旅行中で不在でしたが、信貴さんがテキパキと応対してくれました。もう、立派な5代目の後継ぎです。
僕はよく、講演やセミナーで、鹿沢温泉の話をします。それは、ここの湯が県内でも希少な自然湧出・自然流下の宿だからです。
地中から湯が湧いて、浴槽へたどり着くまで、一切動力に頼らず自然の力によって注がれている温泉なのです。
源泉地より低いところに宿を建て、さらに低いところへ浴室を造ります。地形の高低差を利用して、湯を落とし込みます。
源泉の温度は47度、湧出量は毎分80リットル、冬場はちょうど良い温度で湯舟を満たします。逆に夏場は熱過ぎるので、注ぎ込む量を微妙に調節します。これらは、すべて館主の仕事。今では少なくなってしまった、湯守(ゆもり)のいる宿です。
ぜひ、人間や機械が手を加えていない、ホンモノの湯を体験してみてください。
ただ、ひと言「参った!」と感嘆の声をあげることでしょう。
鹿沢温泉「紅葉館」のことは、上毛新聞社刊『上州風』vol.30の「湯守の一軒宿」に詳しく書きましたので、興味のある方は、そちらをご覧ください。
●「上州風」バックナンバーのお問い合わせ/上毛新聞社事業局出版部 027-254-9966
今度、NHKセミナーの講座で、鹿沢温泉を訪ねるので、その依頼と打ち合わせのためでした。
あいにく主人の小林康章さんは、旅行中で不在でしたが、信貴さんがテキパキと応対してくれました。もう、立派な5代目の後継ぎです。
僕はよく、講演やセミナーで、鹿沢温泉の話をします。それは、ここの湯が県内でも希少な自然湧出・自然流下の宿だからです。
地中から湯が湧いて、浴槽へたどり着くまで、一切動力に頼らず自然の力によって注がれている温泉なのです。
源泉地より低いところに宿を建て、さらに低いところへ浴室を造ります。地形の高低差を利用して、湯を落とし込みます。
源泉の温度は47度、湧出量は毎分80リットル、冬場はちょうど良い温度で湯舟を満たします。逆に夏場は熱過ぎるので、注ぎ込む量を微妙に調節します。これらは、すべて館主の仕事。今では少なくなってしまった、湯守(ゆもり)のいる宿です。
ぜひ、人間や機械が手を加えていない、ホンモノの湯を体験してみてください。
ただ、ひと言「参った!」と感嘆の声をあげることでしょう。
鹿沢温泉「紅葉館」のことは、上毛新聞社刊『上州風』vol.30の「湯守の一軒宿」に詳しく書きましたので、興味のある方は、そちらをご覧ください。
●「上州風」バックナンバーのお問い合わせ/上毛新聞社事業局出版部 027-254-9966
Posted by 小暮 淳 at 17:25│Comments(0)
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