2010年04月11日
湯守の一軒宿
『上州風』(上毛新聞社)vol.32が、発行されました。
年2回発行される雑誌で、僕は2年半前から「湯守の一軒宿」という温泉エッセイを連載しています。
湯守(ゆもり)とは、温泉の源泉を守り続けている人のことです。
何軒も宿のある温泉地では、1つの源泉から湯を分湯して使用している場合が多いので、必ずしも宿の主人が湯の管理をしているとは限りません。でも、一軒宿の温泉地のほとんど(まれに例外がある)は、自家源泉を所有しています。いわば、湯を守る“湯守”のいる宿なのです。
僕が10年前から一軒宿の温泉地を取材するようになったのは、この湯守の仕事に魅せられたからです。
季節や天候、気温により変化する湯の温度を、湯守は先祖から受け継いだ技と、長年の経験から培われた勘により、浴槽に注ぐ湯の量を微妙に調節しながら、大切な温泉を守り続けているのです。
今回の『上州風』で取材した「湯守の一軒宿」は、川中温泉「かど半旅館」と野栗沢温泉「すりばち荘」です。
なお、今までに掲載した温泉宿は、以下のとおりです。
・『上州風』vol.29 鳩ノ湯温泉「三鳩楼」と白根温泉「加羅倉館」
・『上州風』vol.30 鹿沢温泉「紅葉館」と滝沢温泉「滝沢館」
・『上州風』vol.31 下仁田温泉「清流荘」と大塚温泉「金井旅館」
●『上州風』のお求めは、最寄の書店または上毛新聞取り扱い販売店にて、お申し込みください。
バックナンバーのお問い合わせは、上毛新聞社事業局出版部へ TEL.027-254-9966
年2回発行される雑誌で、僕は2年半前から「湯守の一軒宿」という温泉エッセイを連載しています。
湯守(ゆもり)とは、温泉の源泉を守り続けている人のことです。
何軒も宿のある温泉地では、1つの源泉から湯を分湯して使用している場合が多いので、必ずしも宿の主人が湯の管理をしているとは限りません。でも、一軒宿の温泉地のほとんど(まれに例外がある)は、自家源泉を所有しています。いわば、湯を守る“湯守”のいる宿なのです。
僕が10年前から一軒宿の温泉地を取材するようになったのは、この湯守の仕事に魅せられたからです。
季節や天候、気温により変化する湯の温度を、湯守は先祖から受け継いだ技と、長年の経験から培われた勘により、浴槽に注ぐ湯の量を微妙に調節しながら、大切な温泉を守り続けているのです。
今回の『上州風』で取材した「湯守の一軒宿」は、川中温泉「かど半旅館」と野栗沢温泉「すりばち荘」です。
なお、今までに掲載した温泉宿は、以下のとおりです。
・『上州風』vol.29 鳩ノ湯温泉「三鳩楼」と白根温泉「加羅倉館」
・『上州風』vol.30 鹿沢温泉「紅葉館」と滝沢温泉「滝沢館」
・『上州風』vol.31 下仁田温泉「清流荘」と大塚温泉「金井旅館」
●『上州風』のお求めは、最寄の書店または上毛新聞取り扱い販売店にて、お申し込みください。
バックナンバーのお問い合わせは、上毛新聞社事業局出版部へ TEL.027-254-9966
Posted by 小暮 淳 at 10:30│Comments(0)
│温泉雑話