2010年04月20日
鎌田温泉 「梅田屋旅館」
昨日から片品村・鎌田温泉に滞在して、温泉地周辺と宿の取材をしてきました。夜は、ご好意により、明治44年創業の老舗旅館「梅田屋旅館」に泊めていただきました。「日本秘湯を守る会」の会員宿でもあります。
梅田屋さんを訪ねるのは、3回目。過去にプライベートと雑誌の取材でお世話になっています。今回も、出版本の取材ということで、快く引き受けてくださいました。
とにかく、たくさんの著名人が訪れている宿です。落語家の立川談志師匠や映画の山田洋次監督などが、常宿にしています。
僕がお気に入りなのは、大広間のふすまの落書き(?)です。
『人生なんて知るもんか 勝手に生きりゃそれでいい』
『オイ、客よ、生まれてきたんだろ なら酔えよ、そして文句をたれてりゃいい』
などなど、談志師匠が酔っ払って書いた書(?)、いや襖絵か(?)。とにかく、一面に大迫力で書きなぐられているのです。
一番のお気に入りは、この一句。
『俺の人生 梅田屋程度で 充分なのだ』
いやいや、恐れ入ります。そう書かせた、梅田屋さんもエライ!
4代目女将の星野由紀枝さんと、宿と温泉の歴史話で盛り上がりました。
あんまりに僕が歴史に興味を持ったものだから、先々代の2代目女将・星野志かさんが20年前に上梓した自叙伝『梅壽記』をくださいました。ありがとうございます。
何が嬉しいって、僕は本をいただくのが何よりも嬉しいのです。とくに温泉史や伝説本は大好物です。
先ほど家に帰ってから、さっそく読み出しました。グイグイと引き込まれていきます。
まだ、明治34年生まれの志かさんの生い立ちの部分ですが、これからの梅田屋の波乱万丈な旅館奮闘記が楽しみです。
守り継ぐもの、語り継ぐものがあるって、素晴らしいですね。
梅田屋さんを訪ねるのは、3回目。過去にプライベートと雑誌の取材でお世話になっています。今回も、出版本の取材ということで、快く引き受けてくださいました。
とにかく、たくさんの著名人が訪れている宿です。落語家の立川談志師匠や映画の山田洋次監督などが、常宿にしています。
僕がお気に入りなのは、大広間のふすまの落書き(?)です。
『人生なんて知るもんか 勝手に生きりゃそれでいい』
『オイ、客よ、生まれてきたんだろ なら酔えよ、そして文句をたれてりゃいい』
などなど、談志師匠が酔っ払って書いた書(?)、いや襖絵か(?)。とにかく、一面に大迫力で書きなぐられているのです。
一番のお気に入りは、この一句。
『俺の人生 梅田屋程度で 充分なのだ』
いやいや、恐れ入ります。そう書かせた、梅田屋さんもエライ!
4代目女将の星野由紀枝さんと、宿と温泉の歴史話で盛り上がりました。
あんまりに僕が歴史に興味を持ったものだから、先々代の2代目女将・星野志かさんが20年前に上梓した自叙伝『梅壽記』をくださいました。ありがとうございます。
何が嬉しいって、僕は本をいただくのが何よりも嬉しいのです。とくに温泉史や伝説本は大好物です。
先ほど家に帰ってから、さっそく読み出しました。グイグイと引き込まれていきます。
まだ、明治34年生まれの志かさんの生い立ちの部分ですが、これからの梅田屋の波乱万丈な旅館奮闘記が楽しみです。
守り継ぐもの、語り継ぐものがあるって、素晴らしいですね。
Posted by 小暮 淳 at 16:56│Comments(0)
│温泉地・旅館