2011年06月05日
まわれ!アンパンマン
時には、地域ネタを1つ。
僕は、この数年、小学校のPTA役員 (そうなんです、孫もいるけど小学生の娘もいるんです。それも同一妻の子孫です) や町内子ども育成会長をやっていました。
そう、やっていたんです。昨年度までです。
で、「これで、晴れて今年の4月からは自由の身になれる」 と喜んでいたところ、なななんと!
推薦があり、さらに格上げの“子ども会育成連合会”の本部理事をやらされることになってしまいました(ツライ)。
僕が住んでいるのは、前橋市の南、インスタントラーメンの大きな工場と広大な農地に囲まれた田園地帯であります。
A町といい、K地区に属しています。
ですからA町育成会長から、K地区子ども会育成連合会の役員という、エリアを拡大した活動を強いられてしまったのです。
任期は?
これが、半永久という執行猶予も付かない無期懲役のお勤め(ボランティアの世界)へ足を突っ込んでしまったのであります。
「いゃ~、小暮さんには人を引き付けるオーラがありますよ」
とかなんとか言われて、おだて上げられ、気が付いたときには、こちらの返事も聞かないで、そのまま入会であります。
「ちょっと、待ってよー!」
とムダな抵抗をしてはみたものの、
「ねっ、助けてよ。小暮さんみたいな人、他にいないんだから」
と、すがりつかれると、
「えー? 他にいないんですか? 困っているんですか? だったら仕方ないですね~」
ということで、引き受けてしまったのです(頼まれるとイヤとは言えない、人にだまされやすいタイプ)。
で、今日は、本年度1回目の出動日でした。
幼児、小学生低学年向けの 『こどもえいが会』 です。
僕の役割は、映写技師見習い。
映写室に入って、先輩技師から手取り足取り、映写機の使い方を学びました。
最初は、「あー、こんな朝早くから借り出されて、たまんねーなぁ。どうせ早く起きるんなら、自分の仕事を片付けたいのに……。ブツブツ、ブツブツ」と駄々をこねていたのですが、これが始まってみると、面白い!
カラカラ、カラカラ……とフィルムが回る映写機の音。
公民館のホールにゴザが敷かれ、若いお父さんお母さんと小さな子どもたちが所狭しと座って、今か今かと上映開始を待っています。
とても不思議な感覚です。
なんだか甘く懐かしい香りがします。
遠い遠い夏の日。
鎮守の杜の境内で行われた、野外映写会を思い出します。
カラカラ、カラカラ、カラカラ……
上映した作品は、「忍たま乱太郎」や「アンパンマン」など今のアニメでしたが、その光景は昭和そのものでした。
「ビックリしたねぇ、今年は去年の倍くらい人が集まったよ。小暮さんの人気かね?」
ほらほら、また会長ったら、人をノセるのがうまいんだから!
でも実際、150人くらい集まりましたよ。
帰りには、子どもたち1人1人に、お菓子とおもちゃとジュースを手渡しました。
「ありがとうございます」
「映画、面白かったよ!」
昔も今も、子どもたちの喜ぶ顔に変わりはありません。
45年前、僕もきっと、映画を見終わった後に、大人からお菓子をもらって、喜んで帰ったんでしょうね。
ま、いっか…
半永久役員というのが、ちょっと荷が重いけど、地域の子どもたちが喜んでくれるなら。
おい、子どもたち! 未来は頼んだぞっ!
Posted by 小暮 淳 at 21:12│Comments(2)
│つれづれ
この記事へのコメント
そりゃ 大変な事で
そこまで 役が付いたなら
めざせ
自治会長→議員d(^-^)
でしょう
条令で県民に 湯治を義務付けしましょう
それに 心療内科に通院しうつ病に 苦しむ人の為の温泉病院を 造りましょう
そこまで 役が付いたなら
めざせ
自治会長→議員d(^-^)
でしょう
条令で県民に 湯治を義務付けしましょう
それに 心療内科に通院しうつ病に 苦しむ人の為の温泉病院を 造りましょう
Posted by momotaka at 2011年06月06日 13:38
momotakaさんへ
なんだか、みんな同じことを考えますな。
「群馬温泉党」の設立を唱える輩も出てきました。
僕が党首かい?
かんべんしてください。
なんだか、みんな同じことを考えますな。
「群馬温泉党」の設立を唱える輩も出てきました。
僕が党首かい?
かんべんしてください。
Posted by 小暮 淳 at 2011年06月07日 22:01