2015年04月30日
昭和の歌が聴こえる
2週間ほど前、ライブハウスを経営する友人からメールが届きました。
<来たる4月29日 「昭和の日」、夜7時から 『昭和珍歌謡会』 を開催します。秘蔵レコードをネタに、無理矢理○○する企画です。多少の忍耐が必要です。C級アイドルやソノシートも参戦予定。レコードの持ち込みもOK。入場料なし。ドリンクオーダーのみ。よかったら、どうぞ。>
彼は、中学校の同級生です。
頭脳明晰で、学年トップクラスの秀才。
なのにガリ勉ではなく、スポーツも万能!
ま、僕とは真逆のタイプなんですけどね~。なぜか、仲が良かったのです。
ご多分にもれず、県内トップの進学高校から国立大学へ進み、国家公務員という絵に描いたようなエリートコースを歩んだわけです。
これまた、僕とは真逆な人生です。でもなぜか、大人になってからも仲が良かったのです。
ところが、が、が!
そんな彼が、何を血迷ったか、50歳を目の前にして突然、ドロップアウトしてしまったのです。
将来を約束され、保障されていた人生を捨てて、退職金を注ぎ込んでライブハウスを始めたのであります。
青天の霹靂とは、このことです。
まわりの友人たちは、ぶったまげましたよ。
でもね、なんとなく僕は彼の気持ちが分かるんですよ。
「我慢しながら生きるのは、もうイヤだ! 生涯、好きな音楽に埋もれて暮らしたい!」
っていう、ことなんです。
あれから8年・・・
彼は北関東の片田舎で、細々とライブハウスを経営しながら、毎日、大好きな音楽に囲まれて生活しています。
と、いうことで、「昭和の日」 の昨日、僕は秘蔵のレコードとソノシートを持って、彼の店を訪ねました。
ボツ!(針をレコード盤に落とす音)
シャリシャリ、シャリシャリ(レコード盤特有のノイズ音)
もう、その瞬間から店内は、昭和の空気でいっぱいになります。
オーナー(彼) と常連客と、レコードに針を落とすたびに、「あの頃は、どうだった」「好きなアイドルは、だれだれだった」と、思い思いの想い出話がポンポンと飛び出してきたのであります。
ああ、昭和って、いいなぁ~♪
ちなみに、僕が持参したレコードとソノシートは以下のようなものでした。
<レコード>
●「夢みるシャンソン人形」 フランス・ギャル
●「モンキーズのテーマ」 モンキーズ
●「モナリザの微笑」 ザ・タイガース
●「帰って来たヨッパライ」 ザ・フォーク・クルセイダーズ
●「そよ風と私」岡田奈々
●「青い花火」 浜田朱里 ほか
<ソノシート>
●「ウルトラQ 大あばれ怪獣大戦争」
●「オバケのQ太郎 Qちゃんとりでの決闘」 ほか
Posted by 小暮 淳 at 12:13│Comments(2)
│つれづれ
この記事へのコメント
♪天国良いとこ、一度はおいで~
酒は旨いしねーちゃんはキレイだぁ~♪
ここのところ、先生のストーカーになったように(笑)
ほぼ毎日コメントしてしまったので、
今日は拝読するだけーと思っていましたが・・・
昭和の歌が大好きな私は黙っていられなくなりました。
先生、こんな素晴らしいお店があるなんて!
次回こっそり教えてください。
帰ってきたヨッパライの歌がずーーっと頭の中を駆け巡っています。
酒は旨いしねーちゃんはキレイだぁ~♪
ここのところ、先生のストーカーになったように(笑)
ほぼ毎日コメントしてしまったので、
今日は拝読するだけーと思っていましたが・・・
昭和の歌が大好きな私は黙っていられなくなりました。
先生、こんな素晴らしいお店があるなんて!
次回こっそり教えてください。
帰ってきたヨッパライの歌がずーーっと頭の中を駆け巡っています。
Posted by mimi at 2015年04月30日 22:20
mimiさんへ
アナログ人間の僕なんか、今でも昭和くらいの時代背景が、ちょうど居心地がいいんですね。
今の歌なんて、はっきり言って覚えられませんもの。
だから自分で歌を作って、歌っているんだと思います。
ぜひ一度、ライブにお越しくださいませませ。
アナログ人間の僕なんか、今でも昭和くらいの時代背景が、ちょうど居心地がいいんですね。
今の歌なんて、はっきり言って覚えられませんもの。
だから自分で歌を作って、歌っているんだと思います。
ぜひ一度、ライブにお越しくださいませませ。
Posted by 小暮 淳 at 2015年05月01日 11:47