2015年06月07日
映写技師見習い
おじいさんは、山里の一軒家でひとり暮らし。
毎日、人とは会わずに、黙々と畑仕事をしています。
ある日のこと。
一匹の子ぎつねが、現れます。
子ぎつねは、おじいさんが育てた柿の実が欲しくてたまりません。
そこで子ぎつねは、遠く離れて暮らす孫に化けて、おじいさんをだますことにしました。
その日から、孫になりすました子ぎつねと、おじいさんの奇妙なふたり暮らしが始まります。
でも、やがて別れの日が・・・
今日は地区の公民館で、「こどもえいが会」 が開催されました。
僕は、主催の子ども会育成連合会の運営委員として、参加してきました。
ま、これも、我が家の3人の子どもたちを育ててくれた地域への恩返しのつもりです。
午前8時、公民館に集合。
まずはホールにて、イスを並べて会場づくり。
次にテーブルを出して、受付づくり。
午前9時に開場、9時半から上映開始です。
今年も100人を超える、たくさんの親子が来場しました。
僕の役どころは、さしずめ映写技師の見習いといったところでしょうか。
先輩技師に付いて、フィルムの交換や巻き戻しを手伝ってきました。
ま、上映作品は、子ども向けのアニメばかりですからね。
上映時間も1本、10分~20分と短いんですよ。
『ミッキーマウスとゆかいな仲間たち』 など、計4本のアニメ作品を上映しました。
で、その中の1本、『源吉じいさんと子ぎつね』 に、不覚にも涙腺を刺激されてしまいました。
いや~、幼児&小学校低学年向け作品だからといって、つい油断をしていました。
そしたら、想像を超えたラストシーンが待っていたのであります。
おじいさんは、やがて本当の孫ではなく、きつねが化けていることに気づきます。
子ぎつねも、だんだんとおじいさんをだましていることへの良心の呵責に、さいなまれていきます。
そして・・・
ああ、感動のラストシーンに涙、涙、涙!
これでは、映写技師失格ですね。
Posted by 小暮 淳 at 18:52│Comments(2)
│つれづれ
この記事へのコメント
いい催し物ですね。地域の方々が子どもたちの為に動いてくださる。いいなぁ〜つながってる。
Posted by 優・寛の母さん at 2015年06月08日 07:58
優・寛の母さんへ
若いときは、こんなこと考えなかったんですけどね。
歳を重ねるとともに、地域のありがたさって、感じるんですよ。
昔は必ず町内に、おせっかいなおじさんやおばさんがいましたものね。
その、おせっかいなおじさんになろうと思っています。
若いときは、こんなこと考えなかったんですけどね。
歳を重ねるとともに、地域のありがたさって、感じるんですよ。
昔は必ず町内に、おせっかいなおじさんやおばさんがいましたものね。
その、おせっかいなおじさんになろうと思っています。
Posted by 小暮 淳
at 2015年06月08日 16:48
