2015年11月11日
塩ノ沢温泉 「やまびこ荘」③
全山紅葉!
山が燃えています。
下仁田町から南牧村へ。
南牧村から 「湯の沢トンネル」 を抜けて上野村へ。
“トンネルを抜けると そこは湯源郷”
これは、今年5月に出版した拙著 『尾瀬の里湯』(上毛新聞社) の宣伝コピーですが、ここ上野村も知られざる “小さな湯源郷” なのであります。
上野村には4つの温泉があります。
3つは温泉宿、1つは日帰り入浴施設です。
昨日は、うち2つの宿を訪ねてきました。
向屋(こうや)温泉 「ヴィラせせらぎ」 は、先月、立ち寄ったのですが、支配人が不在だったため、再度訪ねてきました。
支配人の相馬茂明さんにお会いするのは、2年ぶりであります。
「前回は冬でしたよね」
と、季節まで覚えていてくれました。
確か、ロビーに赤々と薪ストーブが燃えていましたっけね。
今回は、絶景の紅葉が僕を迎えてくれました。
自慢の露天風呂は、清流・神流川を望む絶景を眺めます。
新緑や冬木立も良いですが、やっばり全山が錦に染まる今が、最高!
本来は “内風呂派” の僕も、この景色を見てしまったら、露天風呂の存在を認めざるをえません。
夕方に移動をして、昨晩は塩ノ沢温泉 「やまびこ荘」 に泊めていただきました。
やはり、支配人の神田勝さんにお会いするのは2年ぶり。
「あと1週間遅かったら、この紅葉は見られませんでしたね。ぜひ、今晩はライトアップを楽しんでください」
そうなんです。
この季節だけの期間限定スペシャルイベントとして午後5時から10時まで、宿前の紅葉がライトアップされているのです。
さらに浴室の中庭には、真っ赤に燃えるカエデの大木が!
まさに、“もみじ風呂” をひとりじめしてきました。
もちろん、夕げは、上野産食材にこだわった地産地食の料理を肴に、酔いしれたのであります。
虹鱒の唐揚げ、きのこの天ぷら、十石味噌仕立ての猪豚鍋・・・
そして地酒は、その名もズバリ!「やまびこ荘」。
サラリとした淡麗な味わいに、ついつい食も進んでしまいます。
デザートの十石味噌を使った上野産クリーム大福まで、すべて完食!
秋は、やっぱり食欲が増しますね。
Posted by 小暮 淳 at 14:28│Comments(0)
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