2016年07月25日
ハチ難去ってまたハチ難
「おとう、ハチがさぁ……」
「えっ、ハチだ~!?」
僕は、もう “ハチ” という言葉を聞いただけで、全身に悪寒が走るのであります。
完全なるハチアレルギーになってしまいました。
※(理由は昨日のブログ 『小次郎も死んだのさ』 を参照)
昨夕、四万温泉から帰った僕に、高校生の次女が突然、言い出しました。
「ハチが、なんだよ?」
「ハチがさぁ、そこに巣を作ったよ。こんなに大きいの」
「ウソだろ?」
「自分の目で見てくりゃいいじゃん。取っといてよね。コワイんだから!」
恐る恐る庭に出ると、ベランダの下、ちょうど娘が自転車を止めている真上に、直径10cmほどのハスの実型したハチの巣を発見!
そのまわりに、ビッシリとハチが張り付いて、何匹かは飛び回っています。
アシナガバチです。
ああ、昨日はスズメバチで、今日はアシナガバチかよ…
ああ、なんかオレって、“ハチ難の相” があるのかなぁ…
なんて言いながら、頭の中では撃退の戦略をあれこれと考えていたのであります。
「わかった。明日退治しておくから」
と娘には伝えたものの、あまり自信はありません。
でも、プロの駆除業者を呼ぶほどでもないし、困ったものです。
そして今日、決戦の時は来ました。
まずは、いつでも逃げられるように逃走経路を確保し、片手に殺虫剤を持ち、片手にはうちわを握り締めて、敵陣地へと攻め込みました。
シューーーー!
と、ひと吹きすると、何十匹ものアシナガバチが一斉に散りました。
襲いかかって来るかと、うちわで防御しますが、全匹空へと舞い上がり消えて行きました。
「今だ、チャンス!」
とばかり、巣に向けてジェット噴射をお見舞いしてやりました。
数時間後、巣の下に行って見ると……
ゲッ、ゲゲゲーー!
自転車置き場の床一面に、白い物体がウヨウヨ動いています。
そう、ハチの幼虫です。
殺虫剤が効いて、巣からみんな落ちたようです。
親のアシナガバチも戻ってくる気配はありません。
あっ気ない終わりでした。
その後、巣も叩き落とし、完全勝利を収めました。
「ハチ、退治しておいたからね」
「サンキュー」
「そんだけ?」
「えっ、ほかに何を言うの?」
今夜の僕と娘の会話です。
ま、いいか。
“親の恐怖、子知らず”であります。
どうかハチさん、もう2度と僕の前に現れないでくださいな。
Posted by 小暮 淳 at 22:08│Comments(2)
│つれづれ
この記事へのコメント
親父が2年連続で蜂に刺され病院送りになりました。
三回目に刺されると危ないそうです
親父の遺伝子を受け継ぐ僕も蜂に刺され病院で点滴をされました
気を付けてください
三回目に刺されると危ないそうです
親父の遺伝子を受け継ぐ僕も蜂に刺され病院で点滴をされました
気を付けてください
Posted by うえちゃん at 2016年07月27日 20:13
うえちゃんへ
温暖化が進み、ますます獣や虫が活発に行動するようになっています。
都市部で生活していても、いつなんどき遭遇するか分りません。
先日は、我が家の近くのブロック塀をハクビシンが歩いておりました。
お互い、注意しましょう!
温暖化が進み、ますます獣や虫が活発に行動するようになっています。
都市部で生活していても、いつなんどき遭遇するか分りません。
先日は、我が家の近くのブロック塀をハクビシンが歩いておりました。
お互い、注意しましょう!
Posted by 小暮 淳
at 2016年07月28日 22:27
