2016年09月16日
法師温泉 「長寿館」⑥
<小暮さんが断ってくれなかったから、本当に大変なんです>
2週間前、法師温泉 「長寿館」(群馬県みなかみ町) の6代目主人、岡村興太郎さんからメールが来ました。
なんのことかといえば、現在、上毛新聞に毎日連載されている氏のエッセイ 『心の譜』 のことです。
※(いきさつについては、当ブログ2016年8月29日 「『心の譜』連載スタート!」 を参照)
今日、17話が掲載されました。
“大変” なのは、察するところです。
そして、“大変” なことは百も承知で、「受けたほうがいいですよ」 と僕は説得したのでした。
連載が始まった今となっては、岡村さんの苦労は棚に上げて、「やっぱり、説得して良かったと」 と思いながら、日々紙面に目を通しています。
話は、1300年前の弘法大師の発見から始まり、明治8年(1875) の創業者・岡村貢氏の功績、そして岡村さん自身の生い立ちと続き、いよいよ 「秘湯を守る会」 や 「文化遺産を守る会」 の活動に触れる佳境に入ってきました。
毎日、朝起きると真っ先に新聞を広げ、夢中になって読んでいます。
ご本人が語っているだけあって、取材では拾えないような事細かなエピソードがちりばめられています。
連載が完結したら、ぜひ本にしていただきたい素晴らしい内容です。
さて、法師温泉といえば、群馬が全国に誇る人気の秘湯の宿であります。
古くは旧国鉄の 「フルムーン」 ポスターになり、最近では映画 『テルマエ・ロマエ』 の舞台になりました。
川端康成や与謝野晶子、直木三十五など、数多くの文人墨客も訪れています。
で、忘れちゃならない人物がいます。
旅と湯と酒をこよなく愛した歌人、若山牧水です!
大正11年(1922) 年10月22日に来館しています。
そして翌日は、笹の湯(旧・猿ヶ京温泉) を経て、湯宿温泉(みなかみ町) まで旅をします。
と、いうことで!
牧水が訪ねた時と、まったく同じ日に、同じ行程を歩こうというイベントが来月、法師温泉をメイン会場に開催されることになりました。
もちろん、「みなかみ温泉大使」 として僕も参加いたします。
詳細は、後日ブログにて公開いたします。
Posted by 小暮 淳 at 12:36│Comments(2)
│温泉地・旅館
この記事へのコメント
極秘旅行の行き先を、もー ずーっと 考えていて
最近行き着いた答えが、こちらかな?やっぱり
でした
最近行き着いた答えが、こちらかな?やっぱり
でした
Posted by ぴー at 2016年09月16日 15:50
ぴーさんへ
法師温泉は、全国でも1%未満といわれる足元湧出泉!
“キングオブ温泉” です。
何度、訪ねてもいいですよね。
僕もこの秋は、2回行く予定です。
法師温泉は、全国でも1%未満といわれる足元湧出泉!
“キングオブ温泉” です。
何度、訪ねてもいいですよね。
僕もこの秋は、2回行く予定です。
Posted by 小暮 淳 at 2016年09月16日 23:01