2018年01月12日
フラッシュバック
またしても、高齢者ドライバーによる悲惨な事故が起きてしまいました。
しかも、僕が住んでいる前橋市内で!
しかも、しかも! 被害者の女子高生は、次女の友人でした。
「交通事故」 「高校生」
この二文字に、僕の体は過敏に反応します。
目にした途端、全身を鳥肌が覆い、寒気が走り抜けます。
PTSD (心的外傷後ストレス障害) っていうやつですかね?
あの日の光景が、フラッシュバックするのです。
もう9年前のことですが、長男が高校生の時に交通事故に遭いました。
今回の女子高生と同じ、朝の通学途中でした。
自転車は “くの字型” に曲がり、相手の車のフロントガラスは割れ、ボンネットは陥没していました。
※(詳細は、当ブログの2017年3月6日 「通れない道」 参照)
<高校生、はねられ重傷>
翌日の新聞記事の見出しです。
「運が良かっただけです。打ち所が悪ければ死んでいましたよ」
現場検証に立ち会ったときの警官の言葉が忘れられません。
でも今回の事故では、被害者の女子高生2人は、<頭などを強く打ち意識不明の重体> だといいます。
3日経った現在も、まだ意識はもどっていません。
見守る家族の心中を察すると、胸が苦しくなります。
どうか、一日も早く意識がもどり、快復に向かい、家族を安心させてあげてください。
ただただ、祈るばかりです。
それにしても、加害者のドライバーは85歳という超高齢者です。
すでに兆候があり、物損事故をくり返していたといいます。
なぜ家族は、もっと強く、もっと早く、制することができなかったのでしょうか?
実は僕とアニキは、オヤジが満80歳の時に、強制的に運転免許を取り上げました。
だって、兆候があったからです。
一時停止を止まらずに、バイクと衝突事故を起こしたからです。
本人は、「まだ大丈夫だ」 と駄々をこねましたが、僕らの判断は間違っていなかったと思います。
子としては、80歳を過ぎた親を刑務所へ送るわけにはいきませんからね。
どうか、高齢者と暮らす家族のみなさん。
強い意志を持って、免許の返納を強制的に行ってください。
それが、悲しい事故を1件でも減らす近道です。
お願いします。
Posted by 小暮 淳 at 12:15│Comments(2)
│つれづれ
この記事へのコメント
私からもどうか御願い致します。そして私自身も免許証は80歳で返納します。まあ私の場合はそこまで長生きは出来ないと思いますが(泣)。
Posted by 水上のなべちゃん at 2018年01月12日 20:14
水上のなべちゃんへ
そうですね。
免許の返納は、長生きした者の義務ですね。
でも、誰しも“老い”を認めたくないので、自主返納が難しいようです。
やはり、家族の責任問題ということでしょうか。
そうですね。
免許の返納は、長生きした者の義務ですね。
でも、誰しも“老い”を認めたくないので、自主返納が難しいようです。
やはり、家族の責任問題ということでしょうか。
Posted by 小暮 淳
at 2018年01月13日 11:29
