2018年03月23日
「そだねー」 と 「だいねー」
この冬は、平昌オリンピックで脚光を浴びたカーリング女子に、癒やされた人が多いんじゃないでしょうか。
かくいう僕も、テレビの前で 「さつきちゃ~ん」 って、声援を送っていた一人です。
なんか、あの娘たちって、見ていると、ほんわか心がなごむんですよね。
そして銅メダルという成績を修めましたが、同時に 「もぐもぐタイム」 や 「そだねー」 などの言葉も話題になりました。
とくに 「そだねー」 は、早くも今年の流行語大賞の呼び声も。
その 「そだねー」 を、商標登録しようと出願した企業が現れたそうです。
北海道の菓子メーカーとのことですが、彼女たちの所属チームのある北見市ではありません。
「北見に関係ない企業が、なぜ商標登録するのか?」
誰でも抱く疑問です。
それに対しての企業側のコメントは、
「北海道らしい温かい言葉が、道外業者や悪徳業者に出願されて使えなくならないように。商標を独占する意図はない」
とのこと。
ん~、なんか、素直に納得できませんね。
そもそも、造語でもオリジナルの言葉でもありませんよね。
方言やなまりの類いですから、一企業がその言葉を商標登録してしまうというのは、いかがなものでしょうか?
ところで、この 「そだねー」 ですが、群馬弁でいえば 「そうだいねー」 です。
ちょっと長いので、縮めて 「だいねー」 なんて若い女の子が言ったら、可愛いかも!
でも実際には、若い女性が使っているところは、あまり見かけたことがありません。
どちらかと言うと、オバサン言葉です。
で、オジサンたちは、なんていうかといえば、
「そうだんべ」 「そうだいのー」 です。
とは言っても、かなりの高齢者か農村部の男性で、街に暮らす僕らは、ほとんど使いません。
で、かといって、この 「だいねー」 や 「だんべ」 や 「だいのー」 が、1つの企業に独占されたら困るのです。
ま、群馬弁の場合、そんなことは起こらないでしょうけど。
やっぱり、「そだねー」 には、金のにおいがするのでしょうか?
、
Posted by 小暮 淳 at 12:03│Comments(2)
│つれづれ
この記事へのコメント
農村部のおじさんに育てられた、かつての娘も
そうだんべー(主人にあわせて)
そうだいねー(近隣の先輩にあわせて)日常の会話です(笑)
ワタシは使わないぞ!なんて思っていたのに現在ペラペラです
そうだんべー(主人にあわせて)
そうだいねー(近隣の先輩にあわせて)日常の会話です(笑)
ワタシは使わないぞ!なんて思っていたのに現在ペラペラです
Posted by ぴー at 2018年03月23日 14:52
ぴーさんへ
あらま、そうでしたか!
最近は、めっきり群馬弁を聞かなくなったと思っていましたが、根強く使われているのですね。
ぜひ、群馬弁の保存会を立ち上げてください。
あらま、そうでしたか!
最近は、めっきり群馬弁を聞かなくなったと思っていましたが、根強く使われているのですね。
ぜひ、群馬弁の保存会を立ち上げてください。
Posted by 小暮 淳
at 2018年03月24日 11:09
