2018年05月11日
ぶらり、尾瀬の里へ
尾瀬の玄関口、JR上越線、沼田駅。
駅前より大清水行きのバスに乗って、約40分。
老神温泉に降り立ちました。
僕は2015年5月に、『尾瀬の里湯』(上毛新聞社) という本を出版しました。
この本では、老神温泉の15軒の宿すべてを取材しています。
また、「老神温泉大使」 に任命されているので、取材以外のイベントにもたびたび参加しています。
いわば、何十回と訪れている勝手知ったる温泉地なのであります。
でも今回、初めて電車とバスを乗り継いでやって来ました。
なぜか?
ええ、まあ、事情がありまして、クルマの運転ができないのであります。
「老神温泉」バス停を下りると、目の前が朝市広場です。
昼時だったので、すでに終了していましたが、この広場には、ギネス世界一の 「大蛇みこし」(108m) が常設展示されています。
くしくも昨日は、年に1度、この大蛇みこしが練り歩く 「大蛇まつり」(5月11日~12日) の前日でした。
温泉街では、協会職員や旅館の主人たちが、祭りの準備に追われています。
「あれ、小暮さん! 今日は?」
顔見知りの人たちが、声をかけてくれました。
「今日は、取材です。今年は祭りに出られなくて申し訳ありません」
週末は親の介護のため、祭りを欠席せざるを得ませんでした。
温泉街を散策の後、昼食を兼ねて、ひと風呂浴びに、日帰り入浴施設の「湯元 華亭」 へ。
ほんのり硫黄の香りのする名湯につかりながら、まぶしいほどの新緑を満喫しました。
「今日は一日、よろしくお願いします」
「こちらこそ、よろしくお願いします」
「カンパーイ!」
湯上がりに、同行のカメラマン氏と生ビールで、取材の無事と成功を祈りました。
僕は現在、高崎市のフリーペーパー 「ちいきしんぶん」 に、『ほろ酔い街渡(ガイド)』 という旅エッセイを連載しています。
この連載は、タイトルどおり酒を飲みながら旅をするシリーズです。
群馬県内の地酒を求めて、酒蔵や居酒屋をめぐります。
ということで、クルマの運転ができないため、公共交通機関を利用して取材をしているのです。
今回は、尾瀬の銘酒を訪ねて来ました。
掲載は、6月1日号です。
お楽しみに!
Posted by 小暮 淳 at 12:40│Comments(2)
│取材百景
この記事へのコメント
たまには運転しない旅もいい
先日、万座温泉好きの方が、雪の時期なのでバスで行ってきましたと報告してくれました。
往復5.000円ほど交通費がかかったそう。
ゴールデンウイークにどこも行かなかったので、今ごろハジケてます(笑)
裏山・赤城山の地元民しかしらない道をくるくる、展望台で絶景を眺めて帰宅
自宅からも富士山、スカイツリーは見えるんですが
展望台からは、格別格別
先日、万座温泉好きの方が、雪の時期なのでバスで行ってきましたと報告してくれました。
往復5.000円ほど交通費がかかったそう。
ゴールデンウイークにどこも行かなかったので、今ごろハジケてます(笑)
裏山・赤城山の地元民しかしらない道をくるくる、展望台で絶景を眺めて帰宅
自宅からも富士山、スカイツリーは見えるんですが
展望台からは、格別格別
Posted by ぴー at 2018年05月12日 11:15
ぴーさんへ
お久しぶりです。
ぴーさんちからは、富士山もスカイツリーも見えるんですか!
素晴らしいロケーションですね。
いつも通っている道や見ている景色でも、ちょっと視点を変えるだけで、知らない町を旅している気分になれるものです。
新緑がまぶしい季節です。
ぶらり、小さな旅に出かけましょう!
お久しぶりです。
ぴーさんちからは、富士山もスカイツリーも見えるんですか!
素晴らしいロケーションですね。
いつも通っている道や見ている景色でも、ちょっと視点を変えるだけで、知らない町を旅している気分になれるものです。
新緑がまぶしい季節です。
ぶらり、小さな旅に出かけましょう!
Posted by 小暮 淳
at 2018年05月13日 09:48
