2018年06月28日
ライターとして大使として
今日は、中之条町観光協会の 「定時社員総会」 に呼ばれ、講演を行ってきました。
会場は、中之条ガーデンズ 「桃源郷」(旧花の駅「美野原」)。
演題は、「中之条町の温泉の魅力と活用方法」。
僕は10年前から、企業や団体、自治体等から依頼を受け、講演やセミナーを行っています。
たぶん、何百回と講話をしていると思います。
でも今日ほど、やりにくい講演はありませんでした。
だって僕は、中之条町の観光大使であり、同じ中之条町にある四万温泉の温泉大使であります。
しかも過去には、中之条町にある7つ(10年前は9つあった) の温泉地、すべての宿を取材して本を書いています。
だもの、温泉および観光関係者は、みんな顔見知りなんです。
案の定、演台の前に立つと、知っている顔、顔、顔、顔……
聴講者のほとんどが、温泉旅館のご主人や女将さんたちです。
さらに温泉協会事務局長や温泉組合長、観光協会長、そして町長までもがいます。
「こんな、やりづらい講演は初めてです。これは講演という名を借りた “いじめ” ですよ。温泉ハラスメント、“オンハラ” です」
これが僕の、第一声です。
考えてみてください。
聴講者全員が、温泉と観光のプロたちですよ。
その人たちを相手に、なにを話せばいいのでしょうか。
でも講演が始まってしまえば、すべてが杞憂でした。
温泉のことを知っている人たちだからこそ、ウケるネタというのがあるのですね。
“裏ギャグ” “裏ジョーク” っていうやつです。
また、一般の人では分からない “身内ネタ” というのもありますから、コツさえつかんでしまえば、逆にいつもの講演より笑いも取れるし、楽しい時間となりました。
「良かったですよ、今日の話。さっそく、参考にさせてもらいます」
講演終了後、声をかけてきたのは、なななんと! 群馬県温泉協会長でした。
「えっ、なんでいるんですか? 中之条町と関係があるんですか?」
「小暮さんの講演があるって聞いたから、来たんですよ」
その時は大変驚いたのですが、よくよく考えてみれば不思議なことではないのですね。
だって群馬県の温泉界のトップなのですから。
今回の講演も、この言葉で締めさせていただきました。
「“群馬といえば温泉” ではなく、“温泉といえば群馬” と言われるように、オール群馬でがんばりましょう!」
Posted by 小暮 淳 at 21:21│Comments(2)
│講演・セミナー
この記事へのコメント
番組見ましたよ!
特に沢渡は懐かしかったです。
昔は浴場の前に売店があっておばさんが
入場券を売っていました。
近くにはキビモチや饅頭を製造販売している店もありました。
テレビを見て懐かしい思い出がよみがえりました。
あの番組シリーズにならないのでしょうか?
ありがとうございました。
特に沢渡は懐かしかったです。
昔は浴場の前に売店があっておばさんが
入場券を売っていました。
近くにはキビモチや饅頭を製造販売している店もありました。
テレビを見て懐かしい思い出がよみがえりました。
あの番組シリーズにならないのでしょうか?
ありがとうございました。
Posted by 気まぐれ爺さん at 2018年06月30日 08:46
気まぐれ爺さんへ
ありがとうございます。
他県の方に見ていただけると、うれしいです。
「きび大福」は、今でも売っていますよ。
ぜひ、また群馬の温泉をめぐってください。
ありがとうございます。
他県の方に見ていただけると、うれしいです。
「きび大福」は、今でも売っていますよ。
ぜひ、また群馬の温泉をめぐってください。
Posted by 小暮 淳
at 2018年06月30日 11:32
![小暮 淳 小暮 淳](http://www.gunmablog.net/img/usr_write.gif)