2020年10月17日
連載再開 『ほろ酔い街渡』
<長引きそうな “ウイズコロナ” の世の中だが、読者の期待に背中を押されながらもソーシャルディスタンスを保ち、マスク着用の出で立ちで、久しぶりに高崎駅に降り立った。>
こんな書き出しで、連載が再び始まりました。
高崎市民のみなさん、大変お待たせしました!
月2回、高崎市内に配布されているフリーペーパー 「ちいきしんぶん」 に、2018年3月より不定期連載されている 『群馬の地酒 ほろ酔い街渡(ガイド)』。
今年の1月の掲載以来、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けストップしていた取材が、満を持して再開しました。
そして、昨日発行された 「ちいきしんぶん」 10月16号で、不死鳥のごとく復活したのであります!
タイトルは、「小栗上野介ゆかりの酒を訪ねて」。
再開にふさわしく、群馬県最古の酒蔵である牧野酒造 (高崎市) を取材しました。
このシリーズタイトルには、「公共交通機関で行く」 という副題が付いています。
以前、同紙で連載し、のちに書籍化された 『里山を行く』 や 『ぶらり水紀行』 同様、あえて車を使わずに、電車とバスを乗り継いで、足で書く取材を続けています。
※(書籍は上毛新聞社より 『ぐんまの里山てくてく歩き』 として出版されています)
それは、なぜか?
とうぜん! 酒が呑みたいからであります。
酒蔵を訪ね、酒を呑まずして、文章が書けますか?
もし、それをやっちまったら、温泉ライターが温泉に入らずに、温泉のうんちくを書いているようなもの。
フードライターが、料理を食べずして、グルメを気取っているのと同じです。
ということで今回も、電車とバスを乗り継いで、丸1日かけて “ほろ酔い” ながら街を渡って来ました。
バスの乗り継ぎ時間があれば、コンビニに駆け込み、缶ビールを買って、バス停で呑み。
取材が終わって、高崎駅に着けば、そのまま居酒屋へ直行。
という、のん兵衛による、のん兵衛のための、のん兵衛エッセイを書くために、取材を続けています。
「ぐんまの地酒大使」 として、群馬県内の全酒蔵を制覇するまで!
酒好きの方はもちろんのこと、そうでない方でも楽しめる旅エッセイです。
今後の連載を、ご期待ください!
Posted by 小暮 淳 at 11:54│Comments(0)
│執筆余談