2022年08月22日
磯部温泉 「小島屋旅館」➁
「磯部温泉のイメージが180度変わりました!」
「あまりの湯の良さに驚きました!」
「一度は泊まってみたかった宿なので感動しています!」
参加者が、そう口々に感想を伝えてきました。
一昨日、開催されたNPO法人 「湯治乃邑(くに)」 主催による 『ぐんま温泉かるた』 の発行推進決起集会の会場でのことです。
会場となったのは磯部温泉 (群馬県安中市) の老舗旅館 「小島屋旅館」。
温泉ファンの間では、知る人ぞ知る名旅館です。
創業は明治12(1879)年。
現在の本館は、昭和2(1927)年の建築。
2階から路地をまたいで渡り廊下で行き来する浴室棟は、さらに古く大正15(昭和元)年に建てられました。
その外観は、当時の流行だった大正ロマネスク様式。
シンメトリーに並ぶアーチ型の窓が美しいモダンなデザインです。
雰囲気は国の登録文化財に指定されている四万温泉 「積善館」 の 「元禄の湯」 に似ていますが、あちらは昭和5年の建築ですから、こちらのほうが古いわけです。
ぜひ、文化財に指定してもらいたいものです。
でも、小島屋旅館の自慢は、建物だけじゃないんです。
今回、決起集会に集まった参加者は全員が、温泉ソムリエなどの資格を持つ “温泉の達人” 揃いなのです。
そんな彼、彼女らを唸らせているのは、もちろん! 湯の素晴らしさ!
かけ流しの湯は、高濃度の強塩泉。
まずは、その濃さに驚かされます。
トロトロ、ヌルヌル、スベスベの感触は、一浴の価値があると思います。
そして、しょっぱ~い!
達人たちも、称賛の声を連呼していました。
「なぜ、同じ磯部温泉でも、ここの湯は違うの?」
その疑問は、ぜひ、自分の目と肌と舌で確かめてみてください。
決起集会では、法人より、かるたの詠み札の解説と、クラウドファンディングの説明をさせていただき、その後はフリートークの懇親会となりました。
「小暮さん、持ってきましたよ」
Kさんがボトルを手に、僕の席へ。
見れば、鹿児島の芋焼酎 「赤兎馬」 ではありませんか!
しかも、“青” です。
赤や紫は群馬県内でも売られていますが、青とは珍しい!
聞けば、Kさんの実家は鹿児島で、帰省した際に買って来たのだといいます。
「もしかして、ブログ読んだ?」
「はい!」
僕はたびたびブログに、 「赤兎馬」 に目がないことを書いているんですね。
それを彼は覚えていてくれたのです。
いやいや、申し訳ない。
ありがとうございます。
みなさんで、美味しくいただきました。
いよいよクラウドファンディングも開始されます。
詳細は後日、発表させていただきます。
今後ともNPO法人 「湯治乃邑」 の活動へのご理解、ご支援のほどをよろしくお願いいたします。。
Posted by 小暮 淳 at 11:25│Comments(2)
│温泉地・旅館
この記事へのコメント
小暮先生、お疲れ様でした。前日はすぐ近くの宿にお世話になっていましたが、たぶん加温濾過循環の塩素入り温泉で(あふれないし痒みが発生)小島屋旅館さんの泉質とは程遠い気がしました。その一浴の価値のある温泉に是非とも入りたい!(女将さんとはお会いしましたが)また楽しみな目的が。淳先生、有難うございます。塩素入りには超敏感な柔肌のなべちゃんでした。
Posted by 水上のなべちゃん at 2022年08月22日 19:58
水上のなべちゃんさんへ
いつも陰からの、ご支援ありがとうございます。
ただただ、感謝!
いつか恩返しをさせてください。
頂いた支援金は、大切に使わせていただきます。
PS
僕の肌も塩素には、敏感です。
いつも陰からの、ご支援ありがとうございます。
ただただ、感謝!
いつか恩返しをさせてください。
頂いた支援金は、大切に使わせていただきます。
PS
僕の肌も塩素には、敏感です。
Posted by 小暮 淳
at 2022年08月22日 23:54
