2023年08月10日
女子大生と花束
一昨日、高崎市内の公民館で、約2時間にわたる講演を行ってきました。
演題は 『ぐんま謎学の旅 民話と伝説の裏舞台』。
それ、著書のタイトルじゃないかって?
いえいえ、よーく見てください。
“舞台” の前に、“裏” が付いているんです。
ただの舞台じゃない!
裏の舞台なんです(笑)。
と言うことは、民話や伝説に隠されているトリックや仕掛けを暴いてしまうという講演なんですね。
かれこれ5年ほど前から僕は、そんな謎解きをする講演活動を続けています。
でも今回は、いつもと、ちょっと違いました。
大概の場合、公民館での開催は平日であります。
しかも、午前中が多いんですね。
となると、受講できる人の年齢層は限られています。
そう、比較的、時間が自由になるシニア層です。
が今回は、違いました!
確かにシニア層が多いのですが、会場には若い人もいます。
聞けば、群馬大学や高崎経済大学の学生さんが、社会教育実習を兼ねて受講してくださっているとのことでした。
また夏休みということもあり、母親に連れられて受講した小学生もいました。
講演自体は、滞りなく、いつものように終了しました。
サプライズが起きたのは、終了後のことです。
司会が、マイクを取りました。
「先生に、もう一度、温かい拍手をお願いします」
ここまでは、よくある光景です。
司会は、さらに言葉を続けました。
「実は、今日は先生の誕生日なんです。おめでとうございます!」
そして会場からは、もう一度、拍手が鳴り響きました。
えっ!?
戸惑う僕……
65年間生きて来て、15年間の講演活動でも、こんなことは初めてです。
すると!
会場からは、さらに大きな拍手が沸き起こりました。
な、な、なんと!
一人の女子大生が花束を抱えて、壇上へ向かって歩いて来るではありませんか!
ダメダメダメ~!!
そんなことしたらダメです。
オジサンは涙もろいんだから~!
公民館側の粋な計らいだったのですね。
事前打ち合わせの時に、つい僕が、「あっ、その日は誕生日なんです」 と漏らした言葉を覚えていてくれたようです。
ありがとうございます。
こんなにもたくさんの人たちに祝ってもらって、最高の誕生日になりました。
僕の人生、まだまだ行けそうです。
がんばりま~す!
Posted by 小暮 淳 at 11:21│Comments(2)
│講演・セミナー
この記事へのコメント
淳さん
遅ればせながら、お誕生日おめでとうございます!
ますますのご活躍を!
遅ればせながら、お誕生日おめでとうございます!
ますますのご活躍を!
Posted by たかとし at 2023年08月15日 12:18
たかとしさんへ
ありがとうございます。
どこまで頑張れるか分かりませんが、行けるところまで行ってみます。
大きな心と長い目で、今後もお付き合いください。
よろしくお願いいたします。
ありがとうございます。
どこまで頑張れるか分かりませんが、行けるところまで行ってみます。
大きな心と長い目で、今後もお付き合いください。
よろしくお願いいたします。
Posted by 小暮 淳
at 2023年08月15日 23:24
