2023年08月30日
この温泉地名、読めますか?
昨日は前橋市内で、「シニアスクール」 と銘打った高齢者向けの講演を行ってきました。
僕も今年から前期高齢者の仲間入りをしましたが、受講者は、ほぼほぼ後期高齢者たちです。
人生の先輩たちを相手に偉そうな話をするのは、おこがましいのですが、温泉をテーマに90分間の講話をさせていただきました。
会場は市街地東部に位置する桂萱公民館。
「桂萱」 って、読めますか?
「かいがや」 と読みます。
なかなかの難読地名であります。
ということで、講演の “まくら” は、この難読ネタから入らせていただきました。
群馬県内には、読めそうで読めない難読温泉地名があります。
まず 、四万温泉。
群馬県民は 『上毛かるた』 の札にあるので馴染み深い温泉地名ですが、他県の人には難読だと思います。
23年前、2000年に四万温泉で開催された 「探四万展(さがしまてん)」 というイベントのパネルディスカッションに、僕も参加しました。
この時、温泉協会青年部の若手経営者たちが 「他県の人にも四万温泉を知ってもらおう」 と、東京の雑踏に立ち、「四万」 と書かれたプレートを掲げてPRをした映像が流れました。
ところが、道行く人は、誰一人 「しま」 と読めなかったというエピソードがあります。
「よんまん」 「しまん」 と読まれてしまったといいます。
さて、講演会場にいる受講者たちは、ほぼほぼ半世紀以上、群馬県に在住する長老たちです。
そこで、いくつか温泉地の読み方クイズを出しました。
鹿沢 (嬬恋村)、沢渡 (中之条町)、湯宿 (みなかみ町)、真沢 (みなかみ町)、奈女沢 (みなかみ町)、温川 (東吾妻町)
いかがですか?
正しく読めましたか?
さすが長老たちであります。
僕がホワイトボードに書き出すと、次々と読んでいきます。
ほぼほぼ正解でしたが、1つだけ声が聞こえなかった温泉地がありました。
「温川」 です。
「ぬるがわ」 と読みます。
(一軒宿がありましたが、現在は廃業しています)
他の温泉地は左から順に、「かざわ」 「さわたり」 「ゆじゅく」 「さなざわ」 「なめざわ」 と読みます。
これで、つかみはOK!
受講者と言葉のキャッチボールをしながら、講演を楽しんできました。
Posted by 小暮 淳 at 11:34│Comments(2)
│講演・セミナー
この記事へのコメント
桂萱
剣聖 上泉伊勢の神と、 わたくしの生誕地にございます(笑)
読みずらい地名ですよね~
保育園から中学まで、桂萱のつく学校でした
剣聖 上泉伊勢の神と、 わたくしの生誕地にございます(笑)
読みずらい地名ですよね~
保育園から中学まで、桂萱のつく学校でした
Posted by ぴー at 2023年08月30日 14:01
ぴーさんへ
あら、桂中の出身なんですね。
前橋市内では、俗に 「カイチュウ(回虫)」 と言われていた中学校ですね。
木瀬地区には木瀬中があり、「キセイチュウ(寄生虫)」 なんて呼ばれていていました。
ぜひ、生誕地を誇りに思ってください。
あら、桂中の出身なんですね。
前橋市内では、俗に 「カイチュウ(回虫)」 と言われていた中学校ですね。
木瀬地区には木瀬中があり、「キセイチュウ(寄生虫)」 なんて呼ばれていていました。
ぜひ、生誕地を誇りに思ってください。
Posted by 小暮 淳
at 2023年08月30日 22:56
