2024年06月22日
<令和版 みなかみ紀行> 第3話 花敷~沢渡~四万
高崎市民のみなさん、こんにちは!
かつ牧水ファンのみなさん、お待たせしました!
昨日発行(6月21日号) の 「ちいきしんぶん」(ライフケア群栄) は、もう読みましたか?
旧高崎市内の10万世帯に配布されているフリーペーパーです。
僕は昨年より不定期で、<令和版 みなかみ紀行> という紀行エッセイを連載しています。
「毎回、掲載されると読者から問い合わせがありますよ」
と編集者から連絡がありました。
「続きが読みたい。次の発行日はいつか?っていう」
筆者としては、うれしい限りであります。
世の中には、けっこう牧水ファンって多いんですね。
歌人・若山牧水(1885~1928)は、宮崎県日向市(現在)の生まれ。
晩年は静岡県沼津市に暮らしましたが、全国を旅して多くの歌と紀行文を世に残しました。
ただそれだけだったら、たぶん、文学ファン以外の人を魅了しなかったでしょうね。
牧水は、のん兵衛だったのです。
さらに温泉大好き人間でした。
となれば、自称 「令和の牧水」 を名乗る僕は黙ってはいません!
牧水は、群馬にもたびたび訪れています。
中でも大正11(1922)年に長野県から群馬を横断して栃木へと抜ける旅 『みなかみ紀行』 は、牧水ファンならずとも多くの旅好きや温泉好きにも読まれている名著であります。
その15日間の足取りを令和の現代に訪ね、牧水が入った温泉と牧水が呑んだであろう酒を探す紀行エッセイが、<令和版 みなかみ紀行> です。
サブタイトルは、「牧水が愛した群馬の地酒と温泉」。
最新号の第3話では、花敷(はなしき)温泉から暮坂(くれさか)峠を越えて、沢渡温泉に立ち寄り、四万温泉に投宿するまでを追いました。
各温泉地でくり広げられるトラブルやエピソードを紹介するとともに、牧水が呑んだであろう酒の蔵元も訪ねました。
歌人・牧水としてだけではなく、人間・牧水のお茶目で破天荒な生き方を通して、今後も群馬の温泉と地酒の魅力を伝えていきたいと思います。
ご期待ください。
※「<令和版 みなかみ紀行> 牧水が愛した群馬の地酒と温泉」 は、「ちいきしんぶん」 のホームページよりバックナンバーを閲覧することが出来ます。
Posted by 小暮 淳 at 11:49│Comments(0)
│執筆余談