2024年10月03日
あけび、あけび、何見て●●●
10月なのに、連日の真夏日。
さすがに朝夕は、だいぶしのぎやすくなってきたけれど、それでも日中は、たまらん!
だったら避暑に出かけよう!
ということで、遅ればせながら北軽井沢の別荘へ行ってきました。
別荘?
僕の?
いえいえ、僕が持っているわけないじゃありませんか!
友人の知人が所有する別荘であります。
ひょんなことから誘われて、別荘で 「語り明かそう!」 となったのです。
標高約1,000メートルの浅間高原。
うっそうと生い茂る自然林に埋もれるようにたたずむ一軒家。
千葉県在住の某氏の別荘です。
集まったのは某氏を含め5人の男女。
年齢は全員が60代です。
ただし、僕以外はすべて演劇関係者でした。
僕とは異次元の世界で活動する人たち。
では、なぜ僕なんかが呼ばれたのでしょうか?
とっても偶然な出来事がきっかけで、この日の晩餐に招待されました。
それは8月に県内で開催された、あるイベント会場でした。
そこに友人の知人、そう、この別荘の主が来ていました。
初老の男性を紹介され、数分の立ち話をしたのですが、そのとき、なぜかビビビッと何かを感じました。
僕がビビビッと感じたのと同様に、某氏もビビビッと感じたようで、その後、友人を介して、別荘への招待話が舞い込んだのであります。
某氏は、演出家であり、脚本家であり、役者でもあります。
お仲間たちは、彼の舞台を支える照明や音響のスタッフたち。
僕は彼らの話に、ただただ興味津々。
暖炉で赤々と燃える炎と、薪のはぜる音をBGMに、彼らの演劇に傾ける情熱話を、半分うらやましく、でも微笑ましく聞いていました。
そして、ビールから始まり、ワイン、焼酎、日本酒と持ち寄った酒が空になるころ、僕らは眠りにつきました。
一夜明けて。
某氏が長靴に高枝バサミを持って、出かけて行きました。
朝食後のデザートをごちそうしてくれるといいます。
10分もすると某氏は、ざるかごにいっぱいのアケビを抱えて帰ってきました。
どれも大きくて、紫色の表皮がツヤツヤとして、実にみずみずしい。
そして、パックリと割れています。
中を覗き込むと、これまた真っ白な果肉がシットリと濡れ、黒い種がピチピチと踊っていました。
「おおおお―――ッ!」
声が上がります。
さっそく、いただくことに。
「甘ッ」 「あま~い」
口々に感動の食レポが。
食べたことのある人は分るでしょうが、アケビの甘さって、独特ですよね。
他の果実にはない、まるで上質の和菓子のような甘味があります。
♪ あけび、あけび、何見て●●●
僕が歌い出すと、誰ともなしに後を続けます。
♪ 下の●●●● 見て●●●
山の中は、もう、すっかり秋です。
Posted by 小暮 淳 at 11:16│Comments(3)
│つれづれ
この記事へのコメント
昨日からずっと元の歌が何だったか?もやもやしてました(笑)
が、ただいま解決しました~♫
ほんとまだまだ暑いですね。
が、ただいま解決しました~♫
ほんとまだまだ暑いですね。
Posted by たけちゃん at 2024年10月04日 07:45
シモネタシモネタ(笑)
Posted by T課長 at 2024年10月04日 08:45
たけちゃんさんへ
♪ うさぎ うさぎ 何見て跳ねる
ですね。
僕も思い出していました(笑)
T課長さんへ
年に数回の読者感謝デーです。
♪ うさぎ うさぎ 何見て跳ねる
ですね。
僕も思い出していました(笑)
T課長さんへ
年に数回の読者感謝デーです。
Posted by 小暮 淳 at 2024年10月04日 13:13