2024年11月12日
Never give up!
なんて世の中は、無情なのだろう。
ある日の新聞の 「おくやみ欄」。
105歳の老女と3歳の男児が、同じページに記載されていました。
年の差、102歳。
それでも同じ一生です。
91歳で他界したオフクロに、生前、こんなことを訊いたことがありました。
「人生って、長いんかい? 短いんかい?」
するとオフクロは、しばらく考えてから、こう答えました。
「長いっていえば長いし、短いっていえば短いね」
まるで禅問答のようですが、きっと、これが正解なんでしょうね。
一生の長さなんて、みんな違うんだもの。
そう言えば、僕が敬愛する文人たちは、みんな短命でした。
若山牧水44歳、坂口安吾49歳、夏目漱石49歳、萩原朔太郎56歳、田山花袋58歳……
石川啄木なんて、26歳です。
人生100年時代の今なら、彼らの倍近くは生きられます。
生きられるのは生きられるのですが、それで、いったい何を残せるのか?は疑問です。
人生は、長ければいいというものでもないような気がします。
文人たちのように、太く短く生きるのか?
名もなくとも、細く長く生きるのか?
その人の人生の長さを決めるのは、たぶん神様です。
神様が 「コイツは、もう十分に生きた」 と思えば、死を告げます。
逆に 「コイツは、まだまだ、やることがあるだろう」 と思えば、生かされます。
ということは、生きていることには意味があるということです。
やることがあるのです。
逆に歴史に名を残す偉人たちの多くは、早熟なゆえに人生の前半で 「やること」 を見つけてしまい、成しとげてしまったということでしょうか?
いずれにせよ、神様が判断を下すその日まで、Never give up!
Posted by 小暮 淳 at 11:42│Comments(2)
│つれづれ
この記事へのコメント
「ということは、生きていることには意味があるということです。
やることがあるのです。」
元気が出てくる文章です。ありがとうございます。
やることがあるのです。」
元気が出てくる文章です。ありがとうございます。
Posted by まいちゃ at 2024年11月12日 22:18
まいちゃさんへ
「生きているだけで丸儲け」 ですが、でも生きてるだけじゃ、物足りませんよね。
だったら出来ることは出来るうちに、やったほうがいいですよね。
いずれ、やりたくても出来なくなる時が来るのですから!
Never give up!
「生きているだけで丸儲け」 ですが、でも生きてるだけじゃ、物足りませんよね。
だったら出来ることは出来るうちに、やったほうがいいですよね。
いずれ、やりたくても出来なくなる時が来るのですから!
Never give up!
Posted by 小暮 淳 at 2024年11月13日 10:41