2014年06月01日
108のターニングポイント
1冊の本が、届きました。
『人生の分岐点』(発行/ライフプラン21)
副題に、「~困った時の一冊~相談ナビ」 と付いています。
発行元のライフプラン21とは、群馬県内を中心に活動しているファイナンシャル・プランナーや弁護士、弁理士、税理士、公認会計士など、“人生設計とビジネス支援” の専門集団です。
一見、アウトローの僕とは無縁の集団に思われますが、実は僕も、この本に一筆寄稿しています。
タイトルは 『一片の紙切れ』。
僕が、ライターという職業を目指すきっかけとなったエピソードを書いています。
で、なんで僕なんかが、そんなお堅い人たちにまざって寄稿をしているのか?
話せば長くなるのですが、短く語ると代表の本多輝雄氏が無類の温泉ファンなのであります。
そんな縁で、2人が出会ったのを機に 「ぐんま温泉倶楽部」 を設立。僕が顧問をしております。
この本には、ライフプラン21の会員や関係者など108人のエッセイが掲載されています。
テーマはすべて、「人生の分岐点」。
サラリーマンを辞めて会社を起こした人、結婚を機に資格を取得した人など、人生のターニングポイントに立たされたとき、どんな行動をとったか? また、何が転機のきっかけとなったか? が “108人108色” の文章で描かれています。
昨晩、僕は、酒を片手に108話を一気読みしました。
まさに、人生の選択は人それぞれで、自分とかけ離れた生き方をしている人であればあるほど、興味深く夢中になって読みました。
とりわけ、僕の心に突き刺さった話がありました。
イラストレーターの女性です。
ほとんどの人が 「仕事の分岐点」 をテーマにしているのに対して、彼女だけは 「心の分岐点」 に触れていました。
彼女の両親は、彼女が小学校に入学する前に離婚をしました。
父親が家を出て行き、その後、母親は再婚しました。
もちろん、出て行った父親のゆくえも、存在も知らずに大人になりました。
ところが今から5年前、九州から一通の手紙が届きます。
「あなたの父親が亡くなりました」
父親の再婚相手の女性からでした。
ま、これ以上、あらすじを書いてしまうと本の売り上げに影響しますので、ここまでにしますが、このあと彼女は、この女性に会いに行き、ドラマチックな結末を迎えます。
最後に、こんな一行で文章を締めくくっています。
<私の中にある 「家族」 というマイナスで凝り固まったイメージが、少し明るく溶けていく瞬間でありました。>
まるで、一篇の掌編小説を読んでいるようなストーリー展開と、心の奥底から温かいものが込み上げてくる読後感。
ただただ、感動しました。名文です。
もし、気になったという方がいましたら、本を手にとって、108の分岐点と自分の分岐点を照らし合わせてみてください。
『人生の分岐点』 (本体1,000円+税)
発行元/ライフプラン21
●問合/ライフプラン21事務局
前橋市関根町3-6-2 TEL.027-210-3021
Posted by 小暮 淳 at 21:06│Comments(2)
│執筆余談
この記事へのコメント
ジュンジュン!こにゃにゃちは!
先日はありがとうございました。
出会った皆様にも、感謝申し上げます。
ご報告があります。
前に夢がある…と申し上げたことがありました。
今の仕事で、人の役に立ちたい…と活動を続けて
まいりましたところ、不思議なご縁があり
夢に一歩 近づきました。
本番まであと、2週間。
経験が浅いけどやるっきゃない!
応援しててね♪
先日はありがとうございました。
出会った皆様にも、感謝申し上げます。
ご報告があります。
前に夢がある…と申し上げたことがありました。
今の仕事で、人の役に立ちたい…と活動を続けて
まいりましたところ、不思議なご縁があり
夢に一歩 近づきました。
本番まであと、2週間。
経験が浅いけどやるっきゃない!
応援しててね♪
Posted by 繭りん at 2014年06月02日 10:15
繭りんさんへ
こにゃにゃちは!
お湯の子、ジュンジュンで~す!
ついに、夢に向かって始動する時がきたのですね。
夢を叶えた人の共通点は、“あきらめない” こと。
フレー、フレー、ま・ゆ・り・ん!
こにゃにゃちは!
お湯の子、ジュンジュンで~す!
ついに、夢に向かって始動する時がきたのですね。
夢を叶えた人の共通点は、“あきらめない” こと。
フレー、フレー、ま・ゆ・り・ん!
Posted by 小暮 淳
at 2014年06月02日 15:01
