2015年02月10日
尾瀬戸倉温泉 「旅館 山びこ」
片品村は、本当に広いな~!
昨年の秋頃から、取材でたびたび訪れているんですけどね。
今日、つくづく、そう感じました。
沼田市利根町から国道120号で役場のある片品村中心地、鎌田地区へ。
雪もなく、天気は晴れ! 気持ちいいほどの青空が出迎えてくれました。
なのに国道401号に入り、片品川に架かる尾瀬大橋を渡ると、景色は一変します。
片品温泉のあたりまで来ると、一面の雪景色に!
でも国道には、雪はありません。
快適に、車は北へ向かいます。
ところが、ものの5分も走らぬうちに雪が舞い出し、尾瀬戸倉温泉に着く頃には本格的な大雪となってしまいました。
しかも国道までが、雪に埋もれています。
さすが、県内屈指の豪雪地帯です。
「遠いところ、ご苦労様です。すごい雪で驚かれたでしょう?」
と、暖かなロビーで出迎えてくれた 「旅館 山びこ」 の女将、萩原文子さん。
「このあたりは、ほんのちょっとの距離で、天候が変わるんですよ」
窓の外は、わずか数十分前に見ていた景色がウソのような別世界です。
同じ片品村内でも、こんなにも違うのですね。
屋根からは、大きくて長いツララが何本も、垂れ下がっていました。
「初めて来られるお客さんは、みなさんお湯に驚かれるんですよ」
と女将が自慢する源泉は、アルカリ度の高い単純硫黄温泉の 「戸倉の湯」 と 「水芭蕉の湯」 の混合泉です。
ならば取材の前に、とりあえず一浴いただくことに・・・
湯は熱からず、ぬるからず、良い加減であります。
約43度と約28度の混合泉ですから、注がれる源泉はとてもぬるいのですが、循環式を併用することにより一定の温度を保っています。
湯舟には小さな湯花も漂い、かすかに硫黄泉特有の温泉臭を感じることができます。
何よりも、肌に触れる湯の浴感がスゴイ!
ツルツルのスベスベのヌルヌルであります。
客が驚き、女将が自慢するのも、むべなるかな。
今回の取材で分かったことですが、片品川沿いには、とにかくアルカリ度の高い源泉が多いということ。
そして、このあたりでは珍しい硫黄温泉が湧いているということです。
春までに、あと10軒ほどの温泉宿をめぐります。
はてさて、どんな湯が僕を待っているのでしょうか?
とても楽しみであります。
Posted by 小暮 淳 at 20:41│Comments(2)
│温泉地・旅館
この記事へのコメント
ジュンジュン!!コニャニャチワ
晩秋の尾瀬を最後に、尾瀬の植物が
生き生きと輝く季節を楽しみに頑張っています。
厳しい冬を越し、尾瀬の芽吹きの季節
車から尾瀬大橋が見えてくるとワクワクします。
山びこさん、以前お世話になりましたよ!
尾瀬戸倉のお湯は温まりますね。
山びこさんの女将さんも美人ですよね。
やっぱり尾瀬戸倉のお湯は美人の湯なんですね。
…山びこさん宿泊の時は雨で尾瀬ヶ原は断念、
その分ゆっくりお湯を堪能できました!!
晩秋の尾瀬を最後に、尾瀬の植物が
生き生きと輝く季節を楽しみに頑張っています。
厳しい冬を越し、尾瀬の芽吹きの季節
車から尾瀬大橋が見えてくるとワクワクします。
山びこさん、以前お世話になりましたよ!
尾瀬戸倉のお湯は温まりますね。
山びこさんの女将さんも美人ですよね。
やっぱり尾瀬戸倉のお湯は美人の湯なんですね。
…山びこさん宿泊の時は雨で尾瀬ヶ原は断念、
その分ゆっくりお湯を堪能できました!!
Posted by 繭リン at 2015年02月10日 23:03
繭リンさんへ
コニャニャチワ~!
繭リンさんは、利根・片品地区の温泉宿に詳しいですね。
もしかして、尾瀬好きですか?
現在取材している本は、今夏に出版される予定です。
楽しみにしていてください。
コニャニャチワ~!
繭リンさんは、利根・片品地区の温泉宿に詳しいですね。
もしかして、尾瀬好きですか?
現在取材している本は、今夏に出版される予定です。
楽しみにしていてください。
Posted by 小暮 淳
at 2015年02月11日 10:58
