2018年12月08日
謎学の旅はつづく
<伝説とは、あくまでも言い伝えであり、史実とは異なるものなのに。民話も、先人たちが口承しながら伝えた創話です。でも、そこには必ず舞台があるのです。そして舞台がある限り、これからも私の “謎学の旅” は続くのです。>
これは今年8月に出版した 『ぐんま謎学の旅 民話と伝説の舞台』(ちいきしんぶん) の 「あとがき」 に書いた一節です。
その言葉のとおり、僕の “謎学の旅” は、本を出版したあとも続いています。
本書の書店でのポスターやポップに書かれたセールスコピーは、
【浦島太郎の墓があった!?】
です。
海なし県なのに、なぜ浦島太郎伝説が残っているのか?
その謎を追った旅は、マスコミ等でも取り上げられ、今では読者が 「龍神宮」 を参拝するようになったと聞きます。
浦島太郎がいたならば、桃太郎だって群馬にいたのではないか?
「そんなバカな! 桃太郎は岡山でしょう!」
と思われるでしょうが、ところが、どっこい!
僕を誰だと思っているんですか?
人呼んで、“謎学ライター” ですぞ~!!!
群馬には、「桃太郎橋」 が存在するのです。
周辺に、イヌ、サル、キジにまつわる地名はあるのか?
謎を追って、現地に入り、資料館の館長や地元の長老に話を聞いてきました。
すると、思わぬ史実があったのです!
海がなくても浦島太郎がいたように、海がなくても鬼ヶ島があったのです。
まだまだ、僕の “謎学の旅” は続きます。
Posted by 小暮 淳 at 19:33│Comments(0)
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