2019年08月10日
2つの謎学
「謎学(なぞがく)」 とは造語です。
15年ほど前、僕は某月刊情報誌の編集人をしていました。
その雑誌に毎月1話、編集後記の代わりにコラムを連載していました。
テーマは、謎。
群馬県内で起きている不思議な現象や奇妙な慣習、荒唐無稽な伝説を追って、その謎を解き明かしていました。
そして毎回、コラムの文末を <謎学の旅はつづく。> という言葉で締めくくっていました。
それからというもの雑誌が廃刊になった後も、僕にとって “謎学” はライフワークとなり、仕事となりました。
現在、2つの謎学が、映像と活字により継続しています。
2015年4月、群馬テレビでスタートした謎学バラエティー 『ぐんま!トリビア図鑑』。
おかげさまで、来週の放送で175回を数えます。(火曜日、21時~)
僕は、この番組のスーパーバイザーを務めています。
でも時には 「トリビア博士」 として、またあるときは 「ミステリーハンター」 という名で、番組にも出演しています。
今週、番組の企画・構成会議があり、参加してきました。
プロデューサーやディレクター、放送作家らとの白熱の2時間半。
あっと驚くトリビアなネタが、続々と飛び出しました。
すでに放送開始から5年目に入っています。
まだまだ、謎学の旅はつづきます。
もう1つは、2007年8月から高崎市のフリーペーパーで連載が始まった 『ぐんま謎学の旅』 です。
現在も不定期にて連載は続いていますが、昨年8月に、民話と伝説部門をまとめた 『ぐんま謎学の旅 民話と伝説の舞台』(ちいきしんぶん) が出版されました。
おかげさまで発売開始からマスコミやメディアに取り上げていただき、売り上げも好調のようで、初版完売も間近のようであります。
また現在、高崎市の戸田書店高崎店において、この本の表紙絵を描いたイラストレーター栗原俊文氏の 「表紙画展」 が開催中です。 (8月31日まで)
ぜひ、おでかけくだせさい。
昨晩は、著書の制作に関わった発行人、編集長、デザイナーらが集まり、暑気払いを兼ねて、出版1周年と表紙画展開催を祝いました。
宴会というよりは、次から次へと建設的な意見が飛び出し、飲みながらもメモを取るほどの充実した “飲み会議” となりました。
謎学、大好き!
謎って、みんなの気持ちを引きつけて、心を一つにしてしまうのですね。
Posted by 小暮 淳 at 11:33│Comments(2)
│謎学の旅
この記事へのコメント
さっき仕事を抜けて行ってきましたよ、戸田書店。
河童と天狗の絵が欲しいですね。
河童と天狗の絵が欲しいですね。
Posted by T課長 at 2019年08月10日 14:10
T課長さんへ
さっそく、ご覧いただき、ありがとうございます。
あの河童と天狗、不気味で、いいですよね~!
Tシャツにプリントしたら、売れるんじゃないかなーと、思っています。
夢が叶った暁には、栗原先生のサイン入りTシャツの即売会を開催したいと思います。
さっそく、ご覧いただき、ありがとうございます。
あの河童と天狗、不気味で、いいですよね~!
Tシャツにプリントしたら、売れるんじゃないかなーと、思っています。
夢が叶った暁には、栗原先生のサイン入りTシャツの即売会を開催したいと思います。
Posted by 小暮 淳
at 2019年08月10日 22:30
