2022年02月03日
ブログの力 ~おかげさまで12周年~
≪ブログ開設12周年≫
暦が変わった先日、ログインをするとパソコンの画面に、そう表示されました。
ああ~、もう、そんなに経ったんだ……
よく書いて来たものだ……
と我ながら、感心してしまいました。
これもひとえに、読者様あってのこと。
ただただ、感謝しかありません。
日々、お付き合いいただき、ありがとうございます。
心より御礼申し上げます。
12年といえば、このブログを開設した年に 「オギャー!」 と産声を上げた子が、今春には中学生になるということです。
あらためて、その月日の長さに驚きました。
では、いったい、今日まで僕にブログを書かせてきたモノって、何なんでしょう?
もちろん文章を書くことが好きだからなんでしょうが、それだけではないような気がします。
なぜなら、僕の職業が 「ライター」 だからです。
“書くこと” だけでいえば、人百倍も文章を書いているわけですから、満たされていていいわけです。
それなのに、「ブログ」 という日課が欠かせません。
思うに、反響のスピードの違いかもしれませんね。
出版物は、執筆から掲載までに時差があります。
それに比べ、ブログというメディアは、タイムリーに読者の元へ届きます。
さらに、無料で手軽に読めるということ。
出版物のように、購入した特定の人だけではなく、不特定多数の人が閲覧してくださる。
良いも悪いも、その伝播力は桁違いです。
(その分、怖い面も多々あるのですが)
この12年の間には、“思わぬ人” が読んでくださっていたということが、たびたびありました。
たとえば講演会の主催者、テレビやラジオの製作スタッフの方々です。
当然、このブログだけでは僕の連絡先は分かりません。
ほとんどの場合、著書の出版社経由で出演依頼の連絡が来ます。
“思わぬ人” の中には、忘れられない方がいます。
直木賞作家で経済評論家の故・邱永漢先生です。
2011年秋のこと。
突然、先生の事務所から連絡がありました。
「先生が小暮様のブログを読んで感銘して……」
ということで、
「ぜひ、コラムの執筆をお願いしたく……」
との依頼がありました。
これには、さすがに驚きました!
あの、“お金の神様” と称された著名人です。
でも、お金に無縁な僕にとっては、直木賞を受賞した作家先生であり、講演会に足を運んだこともある雲上のお方であります。
その大先生からの依頼とあれば、お断りする理由なんて、ありません!
ありがたく、お受けいたしました。
それが邱永漢先生のウェブサイトに連載された 『温泉で元気』 というコラムです。
※(当ブログの 「お気に入り」 より閲覧することができます)
どこで、誰が読んでいるか分からない!
それがブログの魅力なのかもしれませんね。
これからも、ブログの力を信じて、コツコツとしたためていきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
Posted by 小暮 淳 at 11:38│Comments(2)
│執筆余談
この記事へのコメント
おめでとうございます!
Posted by タカトシ at 2022年02月10日 12:30
タカトシさんへ
ありがとうございます。
これからも末永く、ご愛読のほど、よろしくお願いいたします。
ありがとうございます。
これからも末永く、ご愛読のほど、よろしくお願いいたします。
Posted by 小暮 淳
at 2022年02月10日 19:06
