2023年12月03日
羊をめぐる謎学の旅
高崎市民に朗報です!(笑)
2018年8月に出版した 『ぐんま謎学の旅 民話と伝説の舞台』(ちいきしんぶん)。
この著書には、2007年11月から2018年7月まで 「ちいきしんぶん」 に掲載された記事が収録されています。
その後、シリーズは休載していました。
が!
このたび、5年5カ月という長い眠りから覚め、“続編” が復活することになりました。
ということで、続編の第1話にふさわしい伝説の舞台を探しに行ってきました。
場所は、高崎市吉井町。
『昔を語る 多胡の古碑』
ご存知、「上毛かるた」 に詠われている日本三大古碑の1つであります。
また、山上碑、金井沢碑とともに 「上野三碑」 と呼ばれ、ユネスコ世界記憶遺産にも登録されています。
昔から多胡碑は、謎の多い碑とされてきました。
特に諸説紛々なのが、碑文の中の 「羊」 という文字。
はたして、これは何を意味するのか?
それゆえ、土地の人々は多胡碑のことを 「ひつじさま」 と呼び、信仰の対象として祀り、今日まで守り続けてきました。
それにより生まれた伝説や民話が数多く残されています。
続編の第1話は、この 「ひつじさま」 にスポットを当て、主人公ゆかりの舞台をめぐります。
出生秘話のカギを握る不動明王、愛馬の産地と調教場、居城跡など……
99%の創り話の中に潜む1%の真実を探して、ふたたび僕は謎学の旅に出ました。
乞う、ご期待!
第1話の掲載は、今月29(金)発行の 「ちいきしんぶん」 1面にて。
Posted by 小暮 淳 at 10:57│Comments(0)
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