2019年11月13日
七つの不思議と三つの奇石
数字には、何か謎めいた力が宿っているようです。
特に日本人にとって “奇数” は、慶弔どちらにも用いられる数字です。
奇数の中でも 「七」 と 「三」 は、さらに特別な響きを持って、大切なことを伝え、残そうとしているように感じます。
七色、七草、七光、七曜、七福神、七変化……
三位、三教、三景、三世、三易、三大……
先月、群馬テレビで放送された 『ぐんま!トリビア図鑑』 では、僕がミステリーハンターとしてナビゲーターを務め、水上温泉に伝わる七不思議を紹介しました。
この番組が、ことのほか好評だったため、シリーズ化されることになりました。
題して、「令和の世に語り継がれる七不思議」。
今日、その第2弾の制作のため、ディレクターと構成作家と共にロケハンに行って来ました。
“ロケハン” とは業界用語で、ロケーションハンティングの略です。
いわゆる撮影に入る前の下見のことです。
今はまだ、群馬県東部の山中としか申し上げられません。
舞台は、弘法大師が東国遊化の折に薬師仏を刻み開創したと伝えられる古刹です。
この寺に、7つの不思議が伝わります。
また周辺には、寺を囲むように奇妙な形をした3つの石が鎮座しています。
今回は、この7つの不思議と3つの奇石にまつわる言い伝えをハンティングしてきました。
信じるか、信じないかは、あなた次第です。
放送 (12月下旬予定) を、お楽しみに!
Posted by 小暮 淳 at 20:10│Comments(0)
│謎学の旅