2022年06月06日
ついに出た! 「ナニコレ珍百景」
苦節17年、やっと世に出ました!
昨夜、放送されたテレビ朝日の 『ナニコレ珍百景』。
ご覧になりましたか?
ついに、口承は伝説となり、一地方の民話がテレビで全国に紹介されました。
海のない群馬県に伝わる竜宮伝説です。
僕は今からさかのぼること、17年前。
2005年10月に、自身が編集長を務めるタウン誌に、こんな記事を書きました。
<いつも車で通るたびに、気になっていた。伊勢崎市宮子町、オートレース場の先に 「龍宮」 という信号がある。その交差点から程近く、広瀬川に架かる橋の名は 「龍宮橋」 である。>
この記事のタイトルは、「浦島太郎の墓が伊勢崎市にあった!?」。
ついに僕は、海のない群馬県で、浦島太郎とおぼしき人の墓を探し当てたのです。
2011年5月。
高崎市のフリーペーパー 「ちいきしんぶん」(ライフケア群栄) に連載された 『民話と伝説の舞台』 というシリーズの中で、僕はまた伊勢崎市の竜宮伝説を取り上げました。
記事のタイトルは、「竜宮へ行った男が持ち帰った3つの品」。
この記事では、地元の 「龍神宮を守る会」 から古文書のコピーを預かり、男が竜宮城から持ち帰った物が現在どこにあるのかを探りました。
2018年8月。
連載されたシリーズは 『ぐんま謎学の旅 民話と伝説の舞台』(ライフケア群栄) として書籍出版されました。
そして昨年の1月。
伊勢崎市の竜宮伝説は、紙芝居になりました。
作/小暮淳、画/須賀りす、演/壽ちんどん宣伝社
題名 『いせさき宮子の浦島太郎』
毎月、伊勢崎神社の境内で開催している街頭紙芝居は、昭和レトロブームに乗り、マスコミにも取り上げられ、話題となりました。
もしかしたら、このウワサが赤城おろしの空っ風に乗って、江戸の都まで届いたのかもしれませんね。
ついに群馬の浦島太郎は、全国デビューしました!
苦節17年……
昨晩は、ただただ嬉しくて、涙なしではテレビを観れませんでした。
ありがとうございます。
と誰に言ったらいいのか分からないのですが、この伝説を世に出そうと書き続けて来た者としては、お礼を言わずにはいられません。
どこのどなたかは知りませんが、本当にありがとうございます。
“継続は力なり”
苦労が報われた瞬間でした。
※次回の 「神社かみしばい」 は、6月18日(土)・19日(日) に開催します。
Posted by 小暮 淳 at 11:30│Comments(2)
│謎学の旅
この記事へのコメント
以前の集配コースが宮子町周辺でしたので、龍宮の交差点分かります
そんなお話があったのですね
苦節の末の放映おめでとうございますm(._.)m
そんなお話があったのですね
苦節の末の放映おめでとうございますm(._.)m
Posted by みわっち at 2022年06月06日 23:08
みわっちさんへ
ありがとうございます。
県内には不思議な話が、たくさん眠っています。
1つでも多く掘り起こして、1人でも多くの人に知ってほしくて、「謎学ライター」 になりました。(笑)
ありがとうございます。
県内には不思議な話が、たくさん眠っています。
1つでも多く掘り起こして、1人でも多くの人に知ってほしくて、「謎学ライター」 になりました。(笑)
Posted by 小暮 淳
at 2022年06月07日 10:54
